
今回は若いころに無駄な会議にたくさん参加して、今になって思うことを書き留めておきます。
日本(特に大手企業)って会議が大好きで、読めばわかる報告とかも全員を集めて会議の場で披露したりしますよね。
リモートワークが普及してより無駄な会議が目立つようになり、辟易している若い人も多いのではないでしょうか?
『あれ、俺この会議に必要?』『何のための会議?』みたいなことが多く、会議をすることが目的となってしまっているケースが殆どですよね。
何であんなことをするのかな~っと真剣に考えてみたんですが、
- 全員の言質を取り、全員で意思決定を行い個人で責任を取りたくない
- 安心材料の蓄積の為に会議をする
- 会議をして仕事をしている感じを味わいたい
みたいな心理じゃないかと思うんです。
いずれにしても、くだらない内容ですよね...
今回は無駄な会議について書き留めておきます。
タップできる目次
経営者がダメな会社ほど無駄な会議が多い
ソフトバンクの孫さんとかマジで凄くて、
こういう名言を残していて意思決定の判断基準も明確です。
基本的に意思決定って一人がすればいいし、その方が責任の所在も明確ですよね。
大企業にいたときの実体験
僕は昔、グループ企業数900社以上、30万人以上が働く国内有数の既得権益ズブズブの大企業グループで働いていました。
僕の働いていた会社の社長は、出世コースに乗った本社の人が2年おきに社長の座に就いては帰っていくことを繰り返していたゴミみたいな企業でした(笑)
世間で言う『雇われ社長』ってやつですね。
この会社で何が起きてたかというと、
- 全員事なかれ主義
- 業績の緩やかな下降
- Noイノベーション主義
こんな感じの毎日でした。
雇われ社長は任期が2年なのでその間に大きな改革なんかしたくはありません。
現状維持で、問題を起こさない&大きく業績を下げないことを目標に仕事をしていらっしゃいました。
仮に何かを意思決定するときは、たくさん会議を開き、全員の言質を取り、責任の所在を全員にして物事を決めていました(笑)
安心材料をたくさん蓄積して、意思決定をする会社にイノベーションなんかは起きません。
孫さんとは大違いですよね。
これが、経営者がダメなほど会議が多い理由です。
大企業で辞める時に勿体ないとか言われましたが、こんな会社に将来性なんてないですよね。
会議で意思決定をする愚行
個人的に意思決定というのは卓越した個人がすれば良くて、会社員が10人くらい集まってするものではないと考えています。
『3人集まれば文殊の知恵』と言いますが、バカが何人集まっても変わらないと私は思っちゃいます(笑)
そもそも会議とは賛成か反対かのポジションを取って議論をする場所です。
見れば分かるデータの報告なんか、会議でする必要性はありません。
複数人集める訳ですから、報告よりも議論をした方がいいのです。
何かを議論するときは必ず賛成と反対のポジションがあり、その議論を活性化させて、賛成と反対のトレードオフや費用対なりを考慮して、責任者が意思決定をする。
これこそが本来の会議の在り方なのです。
定例と呼ばれる会議の愚
定例と呼ばれる会議によく参加させられていました。
あれ程無駄なものはないな~とつくづく思っていました。
- 目的が意味不明
- 報告が9割
- マンネリしている
みなさんも経験ないでしょうか?
会議という名の時間の浪費です。
今すぐに定例会議は抹殺しましょう。
無駄な会議の対処法
こんな感じだと思います(笑)
出ない
まずは無駄な会議に出ないことをお勧めします。
会社ってなかなか変わらないし、自分が変革をしても嫌われたりしますよね(笑)
だから無難な関係性を維持すべく、会議には出ない、変革しないを心がけていました。
万が一強制的に参加させられたら、内職に励んでいました。
無駄な会議にしない
関係性が壊れずに、ガシガシ会議をアップデートできるのであれば下記を実行していました。
- アジェンダを決める
- 時間を決める
- 記録して次回の会議前にリマインドする
これだけでも会議はスムーズに進みます。
無駄な部分が省かれ、苦痛の会議ではなくなるはずです。
上司や同僚に角が立たないように調整する必要性があります。
去る
無駄な会議が減らないなら、その会社を去ってもいいんじゃないかと思います。
僕は去りました。
去ったらより建設的な会社で働くことができたし、『あれはやっぱり無駄だったんだ』と確信できました。
環境を変えたら目線が変わるので、もやもやしている人は一歩踏み出してみてはどうでしょうか?
- 環境を変えるなら
それではこの辺で、See you next time‼