現代社会では先見の明を身に付けるべき【先見性と仕事選びの関係性】
昔、会社説明会の時に学生に言われた『公務員志望理由』と、教師志望の従姉妹が6年連続採用試験に受からない相談を受けたので、この記事に書き留めておきます。
前職で会社説明会をしたことがあって、ざっくばらんなトークの時間がありました。

ちょうさ
みんなは何を目指しているの?
Aさん『親に勧められて公務員です』
Bさん『安定しているので公務員です』
なるほど。
先日、今年の教員採用試験に6回失敗した従姉妹から相談を受けました。

ちょうさ
何で教員目指しているの?
『親も教員だから』
なるほど、なるほど。
別になりたい職業を否定する訳ではないのですが、『安定とか、親に言われたとか、何となく』こんな理由で目指すのはナンセンスです。
そもそも公務員のお給料の原資は税金であって、少子高齢化&GDP失速気味の日本が劇的に税収が上がるなんてことはあり得ません。
教員なんてもっと厳しくって、少子高齢化の日本では狭き門No. 1の職業と言っても過言ではありません。
私が小さい頃は非常勤の先生なんて殆どいなかったし、いても学校全体で数人って感じでした。
昔より非常勤の先生が多いのは、少子化が影響しているのは火を見るよりも明らかです。
何となく選んだ職業が『将来性に乏しい』なんて事にならないように、先見性の重要性について解説しようと思います。

先見の明は『せんけんのめい』と読みます。

 

 

ことが起こる前に、それを見抜く見識』という意味で、簡単に言うと将来を見据える力」って感じです。

 

 

 

先見の明の由来は、5世紀(南北朝時代)の中国まで遡ります。

 

 

楊彪(ようひょう)という人の子供が、武将である曹操(そうそう)に仕えていました。

しかし楊彪の子供は曹操の怒りを買い処刑されてしまいます。

 

 

ショックで弱った楊彪(ようひょう)に会った曹操は、何故そんなになってるのだと問います。

 

楊彪(ようひょう)は、私に金日磾(きんじつてい)のような先見の明が無いことを恥じたからだ」と答えました。

 

 

※金日磾さんには子供がいましたが、その子供は成長するにつれて女遊びが酷くなり、金日磾さんは自分の子が後々迷惑をかけると悟り、自分の子供を殺してしまいます。将来を見据えた行動をしたと言われています。

 

 

 

これが先見の明の由来とされています。

スポンサーリンク

現代社会や仕事選びで先見の明が必要な理由

少し説明が長くなりましたが、現代社会において先見性が必要な理由を解説します。

 

 

  • 先見性が必要な理由
  • 親や先生の意見は役に立たず自分の判断が必要だから
  • 先見性を身に付けて市場を読み仕事を選ぶ必要性があるから

 

この辺りを詳しく解説します。

 

 

親や先生の意見は全く役に立たないから

将来の進路や就職先を親や先生のアドバイスを参考に決めていませんか?

それはかなり危険なことです。

 

 

親や先生はあなたと生きている時代が20〜30年以上違います。

 

親や先生の時代なら、いい大学に入って大企業や公務員になれば安泰でした。

 

 

 

でも、今はそういう時代ではありません。

 

 

歴史を見ると明らかで、時代によって人の暮らしや仕事は変化します。

 

 

 

縄文時代は1万年以上狩猟採集をしているし、弥生時代は1000年以上農作業をしています。

そこから武家社会がずーーっと続いて、江戸で士農工商(今ではこう言わない!?)が300年くらい続きます。

 

 

 

明治の産業革命は40年、戦争があって1954年〜1973年の19年は高度経済成長期と言われます。

 

 

 

インターネットが1990年代に登場し、iPhoneが2007年に登場しました。

 

 

 

何が言いたいかと言うと、人々の仕事や暮らしは変わるし、そのスパンが劇的に短くなっていると言うことです。

あなたが生まれあなたが育つ時代では、他の時代を生きた人の意見は当てになりません。

 

 

いい大学へ行っていい企業に勤めればOKだったのは、今の40代〜70代くらいまでの人の時代です。

 

 

だからこれから生きる人は、先見性を養い親や先生の意見ではなく、自分の力で判断することが求められているのです。

 

先見性を身に付けて市場を読む力が必要だから

これから進路や仕事を選ぶ人は、先見性を身に付けて市場を読む力が必要になります。

先ほど、『親や先生の意見は当てにならない』と解説しました。

 

 

 

そんな世の中だからこそ、自分で先見性を身に付けて、これからどんな進路や職業を選べばいいかを考えなければなりません。

 

 

何となく教員になろう、公務員になろうとか、他にも新聞社、テレビ業界、金融業とかは沈みゆく産業です。

 

 

 

沈みゆく業界に就職すると厳しい未来が待っています。【参考】これから衰退する業界

 

 

こんな業界に就職しないためにも、先見性を養わなければなりません。

先見の明の身に付け方

 

先見性と言っても実態のないものなので、どうやって身につけるか分からないですよね。

 

私は偉大な経営者、松下幸之助から学びました。

 

それを解説します。

日頃からアンテナを高く情報をキャッチする

まず、現在・過去・未来の全ての情報に触れるべきです。

 

 

例えば、松下幸之助は戦後貧しい日本に高価な家電製品を普及させました。

 

 

テレビ・洗濯機・冷蔵庫など、日本人の月給以上のモノを売り出した時に、周りからは『誰もそんなものを買わない』と反対をされます。

 

 

 

しかし松下幸之助は、

 

 

家事には時間と手間ががかかりすぎる(過去)→戦争が終わったが今もそれは変わっていない(現在)→将来はますます豊かになりみんな買うだろう(未来

 

 

 

こんな感じで、現在・過去・未来全ての情報を駆使して家電製品の販売を成功させました。

 

 

 

つまり、全ての情報を自分の頭で考えて実行する、その繰り返しでしか先見性は身に付きません。

 

 

 

別に難しいことではありません。

 

 

例えば、『公務員になりたい』と思ったら、

 

 

 

過去の公務員の人数を調べてみる(過去)→今の公務員の情報を集める(現在)→将来どうなるか考える(未来)

ってな感じで考えてみればOKです。

 

 

 

 

ちなみに、公務員の数は過去に比べて減少、現在の公務員の離職率は過去最高(転職サイトの登録者も過去最高)って感じです。【参考】優秀な人ほど転職する本当の理由【公務員も大企業も構造は同じです】この辺の記事は面白いです。

 

 

 

自分の頭で考え続けて、少しでも先見性を養いましょう。

それでは、See you next time!!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事