外資系って給料が高くて英語ペラペラでカッコいいイメージがあります。
外資系のカルチャーに馴染める人はバリバリ働いて、バリバリ稼ぐことに喜びを感じて活躍しています。
しかし、ハードワークの代表格みたいな仕事で、人の出入りが多いのも事実です。
日本企業で長年働いてきた人にはマジで不向きで、成果主義でガン詰めされたり、平気でクビになるんで、安定しているとは言い難い仕事です。
外資系って本当に過酷な環境なんです。
今回は外資系の転職なんかやめとけってアドバイスを書き留めておきます。
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外資系やめとけって言われる5つの理由
外資系の働く環境は過酷で、外資系はやめとけって言われます。
その理由を5つ解説します。
成果主義である
外資系は成果主義で常に成果が求められます。
簡単に言うと、『君のお給料は30万円だよね、今月はいくら会社に還元したの?』みたいな感じです。
考えただけでも胃が痛くなりますが、これが普通なのです(笑)
世界的にみると日本企業が異常な感じで、成果を出さないおじさんを高給で大量に抱え込んでいますよね。
外資系ではこんなことあり得ません。
日本でも成果主義的な会社が増えてきていますが、外資系では常に成果が求められる環境です。
採算の合わない人や事業は容赦なくリストラ
いい意味で解釈すると雇用の流動性が高いのですが、不採算な事業や人は容赦なく切られます。
株主からは全体最適を測って素晴らしいとか、赤字を抑えてグッジョブと褒められたりもします。
本当にカルチャーが違いますよね。
最近では、Twitterが大量にリストラをしましたが、外資系ではこれが普通です(笑)
個人は守られず、企業が守られます。
外資系で生き残るには成果を出さなければいけないのです。
福利厚生がやや薄い
基本的な有給休暇や、社会保険は完備されています。
あと、育休は外資系の方が理解があり男性でもバンバン取っています。
違いとしては、住宅手当や社宅、子ども手当みたいなものは殆ど無いのが実情です。
あと、ボーナスが無く基本的には年俸制の企業が多いです。
しかしながら、給与が高いので福利厚生が薄い分を補えている印象です。
あと、ストックオプションなどの株の譲渡や配当が充実しているので、金でまるっとカバーできていますね。
普通に激務
外資系は普通に激務です。
良い言い方をしたら生産性が高いって感じでしょうか?
基本的にプロジェクトが成功するためには全てを犠牲にするって考え方が主流です。
22時以降だろうが、土日だろうがプロジェクトが成功することが正義なのでプライベートは厭わないです。
次の仕事を貰うためには品質の高い成果物を提出する必要性があります。
その為には何が何でも成功させなければいけないのです。
ありとあらゆる文化が違う
外資系ではリストラをしたら株主に褒められるとか、本当に文化が違います。
日本でリストラをした会社はイメージダウンしたり風評被害があったり外資系と真逆ですよね。
外資系では、成果と利益こそが全てです。
アメリカが経済成長して、日本が衰退している理由も納得です。
外資系で働くメリット
外資系のやばさを紹介しましたが外資系で働くメリットもあります。
年収が高い
年収は日本企業よりも高いです。
理由は色々あって、
①単純に儲かっている
②優秀な人を採用するため
③インセンティブ
などが大きく影響しています。
また、給与交渉が日常的に行われており、優秀な人はどんどん給与が上がりやすい環境になっています。
正しい評価を受けることができる
単純明快で、成果を上げる人が高い給料をもらいます。
日本では成果を出しても年功序列だったり、不透明な評価制度が多いので中々給料が上がりません。
若いというだけで給与が低い場合さえあります。
一方で外資系は若くても成果さえ出せば正当に評価されるのでモチベーションにもなりますよね。
世界で活躍できる
外資系はグローバルにサービスを展開していますので、世界中で活躍できるチャンスがあります。
世界的な視野を持つことができ、多様な価値観も身につきます。
成長できる
過酷な環境である外資系で働けば、かなり成長できます。
外資系で働いた後、日本企業で働くと無双状態になります。物足りなささえ感じると思います。
厳しい環境でこそ人は成長し、活躍できますよね。
自分が外資系に合っているか考えよう
外資系で働こうと思っている人は自分に合っているかしっかりと考えてから働くことをお勧めします。
グローバルで活躍する気概があるか
グローバルで活躍する、それ即ち地獄行きの列車に乗ることです。
株式会社刀で活躍されている森岡毅さんは、P&Gアメリカで働いていた時に血尿が出てストレスで頭がおかしくなったと語っています。
あの森岡さんがそのような状態に陥るとは、本当にびっくりです。
グローバルで活躍するにはハードワークをこなし結果を出さなければなりません。
異文化を理解し多様性のある人材になれるか
リストラをしたら株主から褒められる、成果を出さなければ次の仕事が貰えない、成果を出すには休みも惜しまない、こんなビジネス的な世界を理解し、さらに様々な国の人と渡り合っていかなければなりません。
多様な価値観を持つことは当然で、色々なことを犠牲にして働く必要性があります。
外資系は本当に過酷です。
アドバイス
外資系で働くには、覚悟が必要です。
転職エージェントとして働いていた時に色々な人をみてきました。
生半可な気持ちではいかないほうがいいです。
また、現在外資系で働いて無理をしている人は、体を壊す前に転職するのをお勧めします。
日本企業も悪くないですよ(笑)
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それじゃ。