公務員はやめとけって言われる本質的な理由【公務員は不安定】
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僕は公務員の仕事って安定しているようで、安定していないと思います。

急にリストラされることは無いと思いますが、

  1. 紙とファックスを使う仕事
  2. 市場からお金を稼ぐことをしない仕事
  3. 他で通用するスキルが身に付かない仕事

こんな仕事をしている人材が本当に安定と呼べるのかめっちゃv疑問です。

本当の安定とは、いかなる環境でもしっかりと成果を出し続けられるスキルを持った人です。

どこに行っても稼ぐ力を持っている人が本当の安定している人で、会社や組織に入っただけで安定とは言えない時代ですよね。

今回は公務員を目指すとかマジでやめておいた方がいいと思ったので、その事について書き留めておきます。

公務員になるための学習がそもそも時代遅れ

そもそも公務員になるための準備の段階で『マジで無駄じゃん』って思うことがあるので、最初にその事について記載します。

基本的に何かを勉強するときは、何かに活かせることが前提だと私は考えています。

例えば経理職に就くから簿記を勉強する、コンサルになりたいから中小企業診断士を勉強するみたいな具合です。

しかし、公務員試験の場合仕事に活かせることが極端に少ないです。

公務員試験の内容ってその殆どが社会に活かせる内容になっていないと思うんです。

それもそのはずで1949年から実施されている試験らしいので、そりゃ時代に合わないよねって気がします。

公務員試験の無駄

引用:公務員試験の内容と種類、具体的な対策ポイントおしえます!

公務員試験の内容は上の図のような感じです。

要約すると、

筆記試験では、数学や英語、日本語、政治、経済、歴史など、公務員が持つ必要とされる専門知識が問われます。

こんな感じです。

合格に必要な勉強時間は1200時間〜1500時間らしいです(笑)

もちろんこれらの専門知識は全く役に立たないとは思いません。

しかしながら、学校の試験の延長線上と言わざるを得ず、公務員に必要とされる専門スキルが時代に合っていないのは明らかで、これらを1200時間〜1500時間かけて習得することの生産性の低さに絶望します。

因みに、

・中小企業診断士1000時間程度

・日商簿記1級1000時間程度

・FP1級600時間程度

で取得可能です。

いかに公務員試験が無駄で、業務や社会で役に立たない勉強かがわかります。

それでいて合格率は10%未満という...

更に、公務員試験の試験官って公務員ですよね。

紙とかファックスで仕事をしている人たちに選ばれるなんて、私は絶対に嫌です(笑)

そんな仕事がこれから安定と呼べるのでしょうか?

公務員試験対策の専門学校とかマジで金の無駄

ちょっと調べてみたんですが、どういう学習形式を取るかにもよりますが、1年で70万円〜100万円ほどかかるらしいです。

しかも4大を卒業して、公務員専門学校に通う人も多いらしく、『どんだけ出費して公務員なりたいねん!!』って感じです。

専門学校を2年いったら140万〜200万円です。本当に搾取されてますよね。

公務員試験に受かるためだけに、

  • 1200時間〜1500時間
  • 70万円〜100万円

そして、公務員の転職者が過去最高となり、志願者数が過去最低になったりしている実情もあります。

参考:優秀な人ほど転職する本当の理由【公務員も大企業も構造は同じです】

本当に公務員になる価値があるのか、ちゃんと見極めたいところです。

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公務員やめとけって言われる5つの理由

ちらっと紹介しますが、

おそらく民間企業よりも既得権益が蔓延っていて、古い慣習を重んじる傾向にあります。

東大の優秀な学生が官僚を目指さなくなったのも当然と言えますよね。

ここからが本題で、公務員はやめとけと思う理由を5つ解説します。

何と無く生きていたら気付かない事ばかりで、どれも本質をついていますので是非読み進めてください。

これからネガティブな仕事が続く

高度経済成長期は、ポジティブな仕事が多かったです。

道路路を作ろう、橋をかけよう、学校を作ろう、新幹線や空港を整備しよう、みたいな日本を良くするための仕事が殆どでした。

戦後復興し、人口も税収が増え豊かになっていた時代ですので、当然のように公務員の仕事もポジティブな仕事の連続でした。

しかし現在の仕事はどうでしょうか?

地方都市は税収が減り、地方交付税などの依存財源に頼りっぱなしになっていて、これから地方都市の税収が増えることは見込めません。

そんな中、市町村の合併、小学校の統廃合、限界集落の問題、生活保護を始めとする貧しい人たちの救済、増え続ける高齢者問題、少子化など.....

ネガティブな仕事が圧倒的に増えていくことが確定しています。

ポジティブな仕事ならいいですが、ネガティブな仕事がめっちゃ増えるので、メンタルが持たない人が続出するはずです。

僕だったら耐えられません。

こんなことを想像して公務員になる人はいないでしょうが、現実はこんなもんです。

汚い仕事をする

森友学園とか加計学園とか世間を賑わせた汚職事件がありましたが、闇の中に消えましたよね(笑)

官僚の汚職って本当に氷山の一角で、

数え切れなくらいあります。

しかも、最近、公文書書き換えで亡くなった赤木さんの裁判は、国側が損害賠償を払い真相が解明されないまま結審しました。

別に僕は陰謀論者でも何でもないんだけど、これはすごい衝撃を受けましたね。

既得権ってマジで怖ぁぁ〜〜って感じました。

個人の正義なんてまるっきり無視されます。

生涯年収が決まったも同然

給料が安いとは言いませんが、公務員になった瞬間に年収の天井が見えます。

一般的な公務員で400万〜800万が妥当なラインで、東京都や官僚の課長級部長級から1000万円に届くとも言われています。

ただ、他の9割近くの公務員は400万〜800万に収まってしまうし、副業もできません。

一般企業のように業績に連動した賞与も無いし、ベンチャー企業のようなストックオプション制度も無いです。

将来の給料が、20歳前後で決まるなんて、無理ゲーで夢がありません。

本当にこんな仕事やりたいんですかね?笑

セカンドキャリアが歩めない

ノルマが無くて公務員がいいみたいな人がいますけど、本当にやばいなぁ〜って思います。

お金を稼ぐことをしない、マーケティングをしない、市場から離れたところで仕事をするみたいな行為を3年でも続けたらマジで転職が厳しくなります。

だって、民間企業で働いていた同世代の人は、公務員が楽をしている間に切磋琢磨してお金を稼ぐ努力をしている訳です。

5年、10年後『公務員つまらないから転職しよう』と考えても、民間企業で働いてきた人とはめちゃくちゃ差がついています。

公務員が転職が不利と言われますが、本当にその通りで20代ならセーフ、30代はアウトって感じです。

公務員の源泉の税金はこれから減る

日本経済が縮小していく中で公務員のお給料の源泉である税収が上がる見込みはないです。

※2022年度の税収は60兆円で過去最高でしたが、消費増税分が遅れて乗っている、コロナ禍でも法人税所得税の落ち込みが少なかったことが要因と言われています。

人口減少、少子高齢化が進むと納税者が減り税収も減ることが予測されます。

所得税は年収の少ない人で既に2割近く払っており、税の徴収先が乏しいのが現状です。

高所得者から取る選択肢もありますが、キャピタルフライト(国外へ資金が逃げること)が考えられ、日本はちょっと詰み気味です(笑)

当然その風当たりは税金を使っている公務員のお給料にも影響が出てくると思います。

既に高い人件費を払えないが為に、学校では臨時の先生大勢いたり、役場には契約社員がいたりしていますよね。

非正規の人が増えると、正規職員の負担や責任は上がります。本当にこれから大変な仕事です。

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公務員は安定なんかしていない

結論として公務員なんか安定していないし、セカンドキャリアが歩めないのでマジでやめとけって思います。

公務員=安定の考え方はぶら下がる事を前提の考え方

公務員は夕張市の財政破綻で前例を作ってしまいましたが、簡単にリストラされたりすることは無いでしょう。

そういった側面から安定と考える人がいることは理解します。

しかし、公務員=安定みたいな考え方の持ち主は、組織にぶら下がることを前提とした考え方を持っています。

この組織に入れば安泰みたいな考え方は、一時的に組織があなたに安定を供給しているだけで、組織がダメになったら捨てられます。あなた自身も努力をしないと社会から取り残されることを忘れてはいけません。

大学とかも同じで、この大学なら安泰みたいな考え方は非常に浅はかです。

安定は個人で築き上げるものです。

本当の安定はどこでも活躍できる人

表題の通りで、安定とはどこかの組織に入ることではなく、どこでも活躍できる人のことです。

イェール大学の成田先生とか、どこにいっても活躍しています。

本業は経済学者なのに、寄席に出るなんて驚きです。

公務員になるのは自由ですが、安定しているからみたいな理由で就職するのはやめておいた方がいいです。

公務員の人は、一生辞めずにぶら下がるか、早いうちに転職して世の中で通用するスキルを身に付けるかの2択だと思います。

  • 公務員から抜け出して民間で働こう![PR]

それでは、また!

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