今回は転職サイト、転職エージェントのビジネスモデルと内定率の関係について記載します。
この辺に言及している人があまり少ないのでかなり有益だと思います。
ご存知ない方も多いかもしれませんが、転職サイト、転職エージェントのビジネスモデルと内定率には非常に深い関係があります。
- 転職エージェント…内定率低い
- 転職サイト…内定率高い
このことを理解している、していないではその後の転職活動にかなり差が出ます。
転職エージェントを使っているけど、なかなか仕事が決まらない人って結構います。
それは転職サイトより、ハローワークより受かりにくい性質を持っているからですね。
転職活動をされる方は、必ず知っておきましょう。
詳しく解説します。
タップできる目次
転職サイト・転職エージェントの内定率の違い
転職エージェントのビジネスモデルが複雑なので上記図を作成しました。
一般的に成功報酬型と呼ばれ、求人掲載はほとんど無料で採用したらお金が発生するというシステムです。
転職サイト・転職エージェントではビジネスモデルが違います。
- 転職サイトでは、掲載課金型のビジネスモデル
- 転職エージェントでは成功報酬型のビジネスモデル
求人系のサイトは大きく分類するとこの2のビジネスモデルで運用されています。
(最近では応募課金、面接課金、ダイレクトリクルーティング(スカウト型)など様々ありますが、今回は触れません。)
今回はこの2つのビジネスモデルについて考えて、内定率の違いを解説します。
転職サイトは掲載課金型で運用されている
求人広告を掲載することに費用がかかります。
先行投資が必要になり、掲載費や広告費といわれるものを運営側に支払います。
掲載期間は約1ヶ月程で、広告のサイズにもよりますが、20万〜100万円程の費用がかかります。
掲載期間中にたくさん応募が来て採用することができれば元は取ることができます。
しかし応募が来ない時は掛け捨てになり無駄になってしまいます。
採用しなければ掛け捨てになるので、企業の採用意欲は非常に高いと言えます。
従って、内定率は上昇する傾向にあります。
転職エージェントは成功報酬型で運用されている
成功報酬型は、基本的に求人を掲載することにはお金がかかりません。
1人採用するごとに、採用した人の年収の15%~30%を運営側に支払います。
年収の15%~30%なのでかなり単価は高く、仮に年収300万円の人を採用した場合だと、45万~90万円の支払となります。
従って、それなりにスキルのある人を厳選採用したい、採用工数削減したい(エージェントがついていてしっかりした人を採用したい)場合によく使われます。
成功報酬型を利用している企業の採用意欲は無いとは言いませんが、低い傾向にあります。
掲載が無料なので、
みたいな企業がかなりあります。
応募したけど放置された経験がある人はこれが理由の場合が多いです。
成功報酬型は求人広告を出すのは殆ど無料です。取り敢えず求人出しとくか〜くらいの気持ちの企業も多いです。
また採用単価がかなり高額なので、ある程度スキルを持っていなければ選考に進むのは難しいでしょう。
従って、内定率は低い傾向にあります。
因みに私が働いていたエージェントでは、応募からの内定率は良くて5%程、悪くて0%でした。
全く採用しない企業もたくさんありました。
掲載課金の方が内定率が高い・成功報酬型は内定率が圧倒的に低い
このことは必ず覚えておきましょう。
内定率の低い転職エージェントを使う理由
ここまで転職サイト・転職エージェントのビジネスモデルと内定率の関係を記載しました。
転職エージェントの方が受かりにくいのに、なぜみんな使うのでしょうか?
それは、
- 手厚いサポートを受けられるから
- 企業の採用データを持っているから(内定者データ)
- 転職時間のない人の手助けをしてもらえるから
- 非公開のレアな求人があるから
この辺りが、内定率が低くても使う理由だと思います。
手厚いサポートを受けられるから
みなさんご存知の通り、転職エージェントは手取り足取りサポーをしてくれます。
求人の紹介はもちろん、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策までしてくれます。
はっきり言ってめっちゃ楽です。
転職活動の時間がない人、履歴書などの書類の作成が苦手な人は使うべきだと思います。
内定率が低くても、こういったメリットが上回るので転職エージェントを使用するのです。
また、エージェント独自の非公開求人もあるので、それらのサポートが受けられるのも転職エージェントを使う理由の一つです。
企業の採用データを持っているから
エージェントを利用する1番の理由はこれです。
過去の採用・内定者のデータはかなり役に立ちます。
例えば、過去の内定を出した求職者のデータを見ると、企業が採用したい人物像が分かります。
このデータをエージェントから聞き出すだけで、転職活動は有利に進めることができます。
転職エージェントを利用する場合は必ずこのデータを聞くようにしてください。
非公開のレアな求人を持っているから
転職エージェントは非公開求人を持っています。
私が担当していたのはUSJでした。
TOEIC800点以上、大卒以上、30歳未満、みたいな感じで条件があって、それをクリアした人のみ面接しますよ〜みたいな感じだったと記憶しています。
それを突破していない求職者の人は、エントリーシートなど読まれることもなく、自動で不採用になります。
一定のスキルを持った人は、『非公開の求人紹介してください』って打診してみると良いですよ。
転職サイトと転職エージェントの見極め方
転職サイトと転職エージェントの見極めができない人は下記参照ください。
基本的にエージェントは成功報酬型で運用されています。
無料転職サポートがついているものが成功報酬型になります。
お祝い金が貰えるものも成功報酬型です。
またdodaについては、一つのサイトの中に、掲載課金と成功報酬が混在しています。
そのまま応募できるものは掲載課金、エージェント経由でしか応募できない求人は成功報酬型です。
自分が使っている転職サイトはどうのように運用されているかは必ず確認しましょう。
運営側のビジネスモデルの違いで、内定率は大きく変わります。
- 掲載課金はある程度受かりやすい
- 成功報酬型は受かりにくい
ここは絶対覚えていてください。
それによって、疲弊しないようにしてくださいね。
皆さんの転職成功を祈っております。
それでは、See you next time!!