今回は給料が上がらない会社について、実体験を元に書き留めておきます。
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給料が上がらない会社は2パターンある
そもそも給料が上がらない原因は何なのか考えてみました。
おそらく、
こんな感じかなと思います。
そもそも会社が潤っていない
そもそも会社が潤っていないと、還元する富が無いので当然給料は上がらないですよね。
会社規模、会社の経営状態、サービスを展開している業界、競合の強さ....etc
色々な要因で会社の売り上げは決まります。
会社の売り上げが低迷し、会社が潤っておらず、変わる見通しが立たない場合は転職するべきだと思います。
泥船にしがみ付いても沈んでいくだけなので、一日でも若いうちに活動をしてみましょう。
活動は無料なので一歩踏み出すだけですね。
- 現状を変えるなら転職すべし
会社は潤っているが還元がない
会社が潤っているにも関わらず従業員に還元がない会社も存在しますよね。
ケチな会社なのですが、この場合も対処法は2パターンあって、
- 会社内で価値を高め代替不可の人間となる
- ダメなら潔く辞める
こんな感じかなと思います。
まず会社内での価値を高めて代替できない人材になれば、会社もそれななりに評価してくれます。
その後給料交渉うべきです。
貴方が会社から評価されていれば成功するはずです。
それでもダメなら退職です(笑)
余程ケチな会社なのでしょう。
そんな会社いつまで在籍しても給料は上がらないので長居は不要ですね。
潔く辞めてやりましょう。
給料が上がりやすい会社は伸びている業界が多い
これは本質的だと思っていて、働いている皆さんの視点でざっくり説明すると、
- 小売業の営業
- IT系の営業
圧倒的に後者の方が稼げますよね。
これは業界が伸びているからで、同じスキルの人が同じ営業職をしても従事している業界が違えば給料が変わってきます。
つまり給料が停滞している人は、自分が衰退している業界で働いていないか注意が必要です。
ジリ貧になって、先細りしてしまう業界は注意が必要ですよ。
これは『転職の思考法』と呼ばれる本に詳しく記載がありますので、業界選びの参考になりますよ。
昇給が年間数千円の会社が多い日本
経団連の発表によると、2021年の大手企業の総平均昇給率は1.84%( 2020年は2.12% )だったようです。
新卒時の給料が基本給20万円で分かりやすく説明すると、
基本給 | 昇給金額 | |
1年目 | ¥200,000 | ¥3,600 |
2年目 | ¥203,600 | ¥3,665 |
3年目 | ¥207,265 | ¥3,731 |
4年目 | ¥210,996 | ¥3,798 |
5年目 | ¥214,793 | ¥3,866 |
6年目 | ¥218,660 | ¥3,936 |
7年目 | ¥222,596 | ¥4,007 |
8年目 | ¥226,602 | ¥4,079 |
9年目 | ¥230,681 | ¥4,152 |
10年目 | ¥234,833 | ¥4,227 |
5年で14,000円程基本給が上がり、10年で34,000円程基本給が上がります。
はっきり言ってクソゲーですww
ボーナスにも反映され、退職金にも反映されるからお得って考える人もいると思いますが、そんな小さな話をしている時点で負け組確定です(笑)
もっと世界は広いし、20代で1,000万円稼いでいる人なんて腐るほどいます。
10年で3万円上がるのを貴方は待ちますか?笑
なぜ企業の昇給は年間数千円程度なのでしょうか?
日本はクビにできない
日本は正社員をなかなかクビにできないシステムが構築されています。
判例で決まっており、解雇の4要件を満たさない限り事実上リストラはできません。
(1)人員整理の必要性
(2)解雇回避努力義務の履行
(3)被解雇者選定の合理性
(4)解雇手続きの妥当性
不況だろうが業績不振だろうが、上記を満たさない限りクビにはできません。
従って、給料をドカンと上げることが経営リスクになってしまうのです。
一方アメリカでは、随意雇用を用いており『期間の定めのない雇用契約は雇用者・被用者のどちらからでも・いつでも・いかなる理由でも・理由がなくても自由に解約できる』という原則で成り立っています。
つまり昇給させてもクビにできちゃうので、なかなか給料の上がらない日本とは根本的に違っています。
日本は労働者がかなり守られていますが、それゆえ給料が上がり辛い構造になっていると言えます。
減給もかなり難しい
クビ同様に減給もかなりシビアです。
従業員から合意を得る、合理性があり十分に周知された場合など、減給にもかなりのハードルが用意されています。
給料を短いスパンでガツンと上げると経営リスクがハンパないって感じなのが日本ですね。
だから、年に2,000円とかしか上がらないのです。
先進国最低クラスの年収、韓国にも年収は負けている
余談ですが、日本の平均年収は先進国最低クラスです。
引用:日本人の平均収入、世界と比べると多い少ない?世界の平均年収ランキング!
今や韓国にすら抜かれ、GDPは世界第3位なのに薄給という摩訶不思議な現象に陥っています。
給料上がらないのも納得ですよね。
給料が上がらないので転職したら年収が倍になった話
僕は転職を4回していますが、2回目の転職の時に運送屋さんの年収の倍を貰うことができました。(運送屋さんの年収が低すぎたのですがw)
運送屋さんからIT系に転職した直後は年収は下がりました。
そこでめちゃくちゃ苦労はしたのですが、頑張れば誰でも年収600万円くらいは余裕でいけると実感しました。
理由は、
- 業界が伸びていて高い給料を貰いやすい
- 年功序列とかは無く実力さえあれば給料が上がる
- 優秀な人との出会いが多く刺激がある
こんなことを実感しました。
例えば年収600万いったら1000万円プレイヤーと会う機会が増え、1000万円目指せます。
1000万円いったら経営層と会う機会が増え、起業も狙えます。
こんな感じで、自分の今いる世界から一歩踏み出し、他の世界を見てみると刺激がありめっちゃ成長できますね。
自分の5倍くらい稼いでる人と話すと、自分がミジンコに感じますけどね(笑)
僕がIT系に転職して感じたのはこんな感じですね。
10年後笑っていれるように転職エージェントに話を聞いて、IT系に転職したらいいと思います。
- 現状を変えるなら転職すべし
それでは、See you next time!!