広告運用はインハウスでやるべき【代理店は金食い虫な話】
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ちょうさ
どうもちょうさです。転職エージェントとして3000人位の転職のお手伝いをしてきました。マーケティング会社でデジタルマーケを経験し、今はテック系のベンチャー企業で働いています。
自社で広告運用をするときに、インハウスでやるか広告代理店にお願いするか迷いますよね。
日本では2割ほどの会社しかインハウスで行っていないというデータがあり、一方でアメリカ企業は6割近くがインハウス運用を行っていると言われています。
また、日本の成長企業ではインハウス運用を取り入れている企業が多く、メルカリビズリーチなどが有名です。
インハウス運用と広告代理店はどちらにもメリットデメリットがあり、どちらが正解・不正解って訳ではないのですが、広告代理店で働いていた私から言わせれば、
広告代理店に委託した時点でそのビジネスは負け戦になると感じています。
理由もたくさんあるので、インハウスか広告代理店を使うか悩んでいる方に参考になる内容です。

広告運用をインハウスでやるべき理由

広告運用をインハウスでやろうとすると、成果が出るまでに時間がかかったり、教育コストがかかったりします。
私はそれでもインハウスで運用をやるメリットが上回ると思っています。
広告代理店出身者だからこそ本音で解説します。

コア業務だから

広告運用を行う目的は、殆どの場合CV(コンバージョン)の獲得です。認知拡大の側面もあるのですが、認知拡大の先にあるのはCV獲得です。

 

CVポイントは色々あって、リードの獲得だったり購買だったり様々です。

 

個人的な見解ですが、

 

ちょうさ
CV獲得を目指す業務の場合、私はそれをコア業務だと思っています。

 

 

逆説的ですが、コア業務だからこそお金をかけて広告を打つんです。

 

会社の売り上げに直接寄与するコア業務を、アウトソースすること自体があり得ないな~と思います。

 

普通の経営者だったら、この時点で広告代理店に委託する選択肢は消えると思います...

 

広告代理店に依頼すると、コア業務を依頼することと同義で、ビジネス的な損失があると感じでいます。

外部に委託してもナレッジが蓄えられない

広告代理店のような外部にアウトソースしても、社内にナレッジが蓄積できません。
外部委託すると永久的に費用がかかり続けます。
インハウスで運用していたら、教育コストはかかりますが遠くない将来コスト以上の成果が出たり、コスト分を償却できたりします。
また、良い広告代理店に当たればいいですが、質の悪い広告代理店も少なくありません。
カモにされ多くのお金を取られたり、インハウスに戻すときに別途費用が発生したり、今までのナレッジを開示してくれなかったり、何かとトラブルも付き物です。
広告代理店出身の私が言うのもなんですが、インハウスの方が絶対にお勧めです。

広告運用の結果(市場の反応)を業務に活かせる

広告を運用すると市場のダイレクトな反応が得られます。

 

同じ商品なのにリード文が違うだけでclick率が変わったり、画像(バナー)によってもユーザーの反応が変わってきたり、商品のペルソナ以外の人の支持が発掘できたり...etc

 

ここが1番重要なポイントで、そこに商品の改善のヒントが隠されているのです。
2つ事例を紹介すると、
  1. 20代の男女をターゲットにしたマッチングアプリが、実は40代のダウンロードが一番多かった
  2. プロテインの訴求で男性よりも女性の方が購入率が高かった
みたいな感じで、広告運用をしていると思わぬ発見があります。
開発者が気付かなかった消費者の潜在意識が可視化される訳です。
広告代理店に委託しても分かるには分かるのですが、月一のレポートや定例MTGで気付く感じで、明らかにPDCAサイクルは遅いです。
インハウスでやっていればPDCAサイクルは一か月は早いですね。
これらの理由から、広告代理店に委託すると負け戦モードになると考えています。
会社の経営に直結するコア業務はアウトソースしないことを強くお勧めします。
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アウトソースするならノンコア業務を

 

広告代理店で働いた経験から、アウトソースするならノンコア業務をすべきだと確信しています。

ノンコア業務をアウトソースすればいい

少し話が脱線してBPOっぽい話になるのですが、誰でもできる事務作業とか、給与計算とか、その他バックオフィス系の業務は外に出していいと思います。

 

基本的に誰でもできる系の仕事が多いし、正社員を雇うまでもないような業務が多いからです。

 

あと、広告代理店とかBPO企業は色々な案件を受けてそれを格安の労働力で回し利益を得ている会社です。

決して質の高い仕事振りではないことを覚えておきましょう。

 

広告運用のようなコア業務をアウトソースするのはお勧めできませんね。

広告代理店は結局金を喰う

内政化を避け、広告代理店に任せると永遠に金を喰うコストを作ってしまいます。

しかし内政化を頑張り、教育にコストをかけたらそれは投資となりリターンの可能性があります。

 

結局のところ、アウトソースすると永遠に金を食うコストを作っているだけでメリットが薄く、一方で内政化をするとそれは教育的な投資となり投資以上のリターンが見込める訳です。

 

ここは経営判断が必要ではありますが、個人的には内政化した会社の方が伸びているように感じます。
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広告運用のインハウス化は時間がかかるが実現可能

 

広告運用をインハウスでやるべき理由について記載しましたが、時間とコストがかかるのは事実です。

 

短期的にみたら、広告代理店に依頼した方が成果が上がるスピードが早く支払いコストが低いように思います。

 

しかし、経営層の方は3ヶ月とか半年という短い時間軸で物事を考えるよりも、3年、5年、10年と長い時間軸で物事を考える必要があると思っています。

 

インハウス化には時間とお金もかかるのですが、何処の馬の骨とも分からない会社に運用をやってもらうよりか社内でやった方がいいと思いますね。

 

広告代理店出身の私が言うのだから間違いありません(笑)

 

社内でやってナレッジ貯めたら、そこからシナジーも生まれやすくなります。

 

是非、広告運用はインハウスでやってみてください。

 

 

広告運用についてもっと知りたい方は下記を参考にしてみてください。

 

それでは、See you next time!!

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