3年3割、これは新卒で就職した学生が3年後に転職する数です。
最近ではジョブホッパーとかキャリアビルダーとか呼ばれたりもしますが、転職が一般的になりましたよね。
【参考】ジョブホッパーとキャリアビルダーって何?どっちがいいのか解説!
個人的に思うのが、初めて入社した会社が一生を捧げるのに相応しいってなかなかあり得ないですよね。
雇用が流動化するのは良いことですが、気になるのが転職回数です。
キャリアビルダーと言って転職を繰り返しながらも、キャリアを積み、年収を上げている人も一定数いらっしゃる一方、理由もなくホイホイ辞めちゃう人もいます。
今回は、
- 許容される転職回数って何回くらい?
- 何で転職が多いと不利になのか?
- 転職回数が多い人はどうすればいい?
この辺りの疑問にお答えしますね。
タップできる目次
許容される転職回数ってどれくらい?
少し前にこちらのツイートをみました。
転職回数多いから不利とか、短期離職だから不利って、周りの目気にしてるだけってことに気づいた。
合わなかったから辞めた、パワハラがあったから辞めた、残業代が払われないからやめた
まちがってるわけねぇだろ馬鹿野郎— 転職活動中@20卒 (@QizVPlHVCWaHNBW) September 12, 2020
転職回数多いから不利とか、短期離職だから不利って、周りの目気にしてるだけってことに気づいた。
合わなかったから辞めた、パワハラがあったから辞めた、残業代が払われないからやめた
まちがってるわけねぇだろ馬鹿野郎
— 転職活動中@20卒 (@QizVPlHVCWaHNBW) September 12, 2020
その通りだなと思いました。
いたずらに転職回数だけで評価されるのもしんどいですね。
個人的には正当な理由があれば転職回数が多くても問題ないと思っています。
ただ、一般的に許容される回数は知っておいて損はないと思います。
転職回数は何回目から多いと思われるのか?
まずはリクルートが調査したこちらの結果をご覧ください。
■引用:リクナビネクスト 転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態 より
- 20代で転職をした人は全体の24%程で、約4人に1人
- 30代では全体の53%が転職を経験、29%以上が2回以上の転職を経験
- 30代で転職したことのない人は47%、40代では38%でいづれも少数派に
- 20代の平均転職回数は1回、30代は2回
転職をする人がかなり増え、30代では半分以上の人が転職をすることは分かりました。
では、何回目から転職回数が多いと懸念されるのか?
マイナビ転職の調査では、
20代は3回、30代は5回以上で多いと感じます。
しかし、面接で退職理由について質問するので、きちんと説明していただければ、マイナスに評価することはありません。
20代は3回、30代は5回以上で多いと感じます。
しかし、面接で退職理由について質問するので、きちんと説明していただければ、マイナスに評価することはありません。
20代では3回、30代では5回以上となっていました。
採用担当の印象によるものなので、一概には言えませんが、20代で3回以上、30代で5回以上の方は転職の時に工夫が必要だと思います。
キャリアビルダー的な考え方で、転職の度にしっかりとした転職理由を持つことが大事ですね。
【参考】ジョブホッパーとキャリアビルダーって何?どっちがいいのか解説!
転職回数が多い人を企業はどう思うのか?
ここは意見が真っ二つに割れます。
- 長続きしない人
- なんでもある程度柔軟にこなす人
企業が転職が多い人に思うことです。
本当に真っ二つです。
企業のカルチャーによるとは思うのですが、古風の企業ほど前者、最近のベンチャー企業ほど後者なイメージです。
なので、あなたがどこに転職を考えているかで判断するべきです。
昔からある大手企業に転職を考えている場合は、転職に一貫性を持たせ、採用担当に納得してもらう工夫が必要ですね。
キャリアビルダーmoto氏の紹介
参考までに超有名なキャリアビルダーを紹介します。
キャリアビルダーとは転職を繰り返すものの、その度に年収を上げ、スキルを持っている人のことです。
メリットとしては、
- 経験が豊富
- 適応能力が高い
- 多角的な視野を持っている
などありますが、職を転々とする人は、基本的に日本ではネガティブなイメージを持たれがちです。
しかし、有名なfa-twittermotoさんが『転職と副業のかけ算』という著書の中で、4回の転職で年収を1000万円に上げた方法を紹介しており、キャリアビルダーに注目が集まりました。
1社目:地方ホームセンター 年収240万円
2社目:人材企業 年収330万円
3社目:リクルート 年収540万円
4社目:Tベンチャー 年収700万円
5社目:広告ベンチャー 年収1000万円
このように、複数の仕事の経験を積んで年収を上げていく人もいるのです。
かなり参考になる1冊です。
転職回数が多いと不利に思われる理由
日本では長く終身雇用が定着していましたので、『転職をする人は長続きしない人』という考え方が今も残っています。
特に年齢の高い50代以上の責任者の年代の人は、その考えが顕著です。
なぜ転職回数が多いと不利になるのでしょうか?
考察していきます。
採用後すぐに辞めてしまう可能性がある
企業側は採用活動にお金と労力を使います。
その為できるだけ長く会社に貢献できる人材を選ぶのが当然です。
すぐ辞めてしまう人は極力採用したくないのが本音ですよね。
だから不利に働くのです。
数年間勤めている人は大丈夫ですが、2〜3ヶ月で転職を繰り返している人は対策が必要です。
『なぜ2〜3ヶ月で転職をしたのか』企業側が納得するような理由を考えなくてはいけません。
転職回数が多い人も同様で、『なぜ転職回数が多いのか』企業側に納得してもらう理由が必要になってきます。
人間性に問題があると思われる
数ヶ月で転職を繰り返している人は、『その人に問題があるのでは?』と思われてしまいます。
当然ですが企業側は採用に躊躇してしまいますよね。
ただ、私がエージェントをしていたときに離職率の高い業界で働いている人の苦労を目の当たりにしました。
そんな業界で働いている人は、経験が活かせるとのことでまた同じ業界に転職します。
そしてまた辞める→また同じ業界と負のループが存在しました。
すると必然的に転職回数が増え、いざ他の業界に行こうとなった時に足枷になります。
業界を否定する訳ではないですが、
- 飲食系の仕事
- 24時間、365日動いている仕事
- 長時間の肉体労働系の仕事
これらのお仕事はどうしても離職が多いのが現実です。
こういった方は人間性に問題はなく、仕事を選ぶ業界が悪いのです。
仕事を選ぶ業界も注意してみてください。
スキルが無いと思われる
短期間で仕事を辞める人は、何かのスペシャリストになりにくいと思われがちです。
何年か続けることにより養われるスキルもあるからです。
転職を何回も行うと、働くことの柔軟性は養われますが、専門性のあるスキルが身に付いていないと評価されることもあります。
ただ、専門性が高い故に転職が何回もできる人もいますよね。
エンジニアやコンサルみたいは人はジョブ型雇用を取り入れている人もいますね。
【参考】ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用【2つの働き方について解説】
転職回数が多いことがプラスになることもある
転職回数が多いことはマイナスばかりではありません。
- 経験が豊富
- 適応能力が高い
- 新たなアイディアを生む
- 多角的な視野がある
もちろんメリットもこのようにあります。
それを上手く掛け合わせたのがmotoさんなのかなぁと思います。
転職するたびに新しい仕事をする訳ですから、他の人より経験が豊富です。
そこから生まれる新しい考え、新しいサービスは企業にメリットをもたらすことも多いです。
転職回数が多い人が内定を取るには?
転職回数が多い人は、転職理由を企業に納得してもらう必要があります。
逆にそれを納得してもらう事ができたら、マイナスポイントは全くなくなります。
そして企業に『転職回数が多くても欲しい』と思ってもらうことができます。
転職回数が多い事をどのように企業に納得してもらうかを解説していきます。
転職理由の明確性
企業が気になるのは、転職回数が多い人の転職理由です。
内定を勝ち取るためには、
- 転職理由が明確である
- ポジティブな理由である
- キャリアプランやライフプランが明確
できればこの3項目全てクリアできるように準備はしておきたいです。
- 転職理由が曖昧であれば企業が早期退職を懸念する
- ネガティブな理由は他責に捉えられる
- キャリアプランが無ければ同じ事の繰り返しになる
企業にこんな懸念をされるからです。
例えば、
- 〇〇に挑戦をしたかったから転職しました
- 〇〇のキャリアを身に付け〇〇を実現させたかったから転職しました
こんな感じで、前向きでかつキャリアプランを明確にした理由を準備しましょう。
自分がどんな価値を提供できるか伝える
転職の回数の多い少ないに限らず大事です。
『企業にどんな価値提供できるか』を真剣に考えてみましょう。
一般的な志望動機、
『今までの経験が活かせると思い志望しました。』
『〇〇の分野で成長したいと思い志望しました。』
では少し厳しいです。
『今までの経験から、〇〇の分野でこういう事ができます。』
『〇〇の分野で〇〇の価値提供ができ、売り上げに貢献できます。』
可能な限り具体的に伝えるように準備しましょう。
これが内定への近道です。
在籍期間が極端に短い場合は対策をする
在籍期間が半年未満で転職を繰り返している人は、前準備が必要です。
半年未満で辞めた理由を、企業に納得してもらうのはかなり難しいからです。
自分がやりたい事が変わったのか、会社に問題があったか、辞める理由はそれぞれですが、企業に納得してもらえるような、可能な限り前向きな理由を用意しましょう。
ここは難しいですが、可能な限り一貫性を持たせて理由を考えましょう。
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