大企業の50代がリストラされる理由が大企業に入って分かった件

ちょうさ
どうもちょうさです。転職エージェントとして3000人位の転職のお手伝いをしてきました。今はwebマーケティングの会社で広告運用をしています!
今回は、大企業のおっさん達が早期退職やリストラを促されてる件について書き留めておきます。
デフレが続く日本は30年近く成長していないので、いろいろな制度に亀裂が入ってきています。
雇用の制度は最も制度疲労を起こしている一つではないでしょうか?
皆さんご存知の通り、上場企業や黒字企業でも早期退職を募るようになりました。
東京商工の「早期・希望退職」募集、業種が二極化によると、リストラを実施している企業のうち3割の企業は黒字とのことなので、よもやよもやの時代です。煉獄さん風

 

 

パナソニックにいたっては、『4000万円あげるから辞めてくれ』って言っています(笑)

 

4000万円払ってでも辞めて欲しい人材に成り下がったおっさん達の気持ちはどのようなものなのでしょう。。。。

 

そのくらい人がいらなくなってきているし、特に生産性と給料の乖離が激しい40代・50代ってもはや企業のお荷物になっているんですよね。
何でこんなことになるのかな〜って思ったんですけど、大企業に転職した時にそれが分かりました(笑)
なぜ40代・50代がこんなに使えないのかがよ〜〜く分かりました。
ベンチャーにずっといた私からは考えられない仕事とお金事情の数々意思決定のスピードの遅さ生産性の低い仕事、数え上げりゃキリが無いんですが、、、
こうならない為にも、自戒もこめてまとめておくです!

 

たくさんのメディアで思考停止って聞いてきたものの、実際働いている人が思考停止だなんて感じたことはありませんでした。

 

 

 

が、今の会社に入って実感しました。

 

 

 

ちょうさ
あ、これが思考停止か!!

 

 

 

 

僕も最初は半信半疑だったんですが、本当にこういう人が多いんだな〜って実感したのでまとめておきます。

 

 

 

大企業って経営資源が豊富で『ヒト、モノ、カネ』が他の企業より潤沢です。

 

 

 

その結果、営業に行ったら簡単に契約が取れたりと他社と仕事をするときの名刺の力は抜群です。

 

 

 

が、その仕事の積み重ねの結果、実力の錯覚を生み出し結果的に思考停止状態になっている人があまりにも多く、その辺を詳しく解説します。

思考する機会が圧倒的に減る

大企業の仕事って、大きな苦労なくテレアポ成功するし、営業も比較的簡単です。

 

要は企業の看板力に依存した仕事が進められるということ。

 

 

でもそれは、あなたの価値ではなくて、企業の看板の価値ですよね。

 

 

ほんで、その仕事をずーっと続けていると、

 

 

創意工夫をしなくても簡単に仕事が進んじゃうので、考える機会が減る』んです。

 

 

 

↑こんなことをしなくても契約が取れちゃうので、結果、思考停止と言われる状態になります。

 

 

例えば名も無いベンチャー企業の場合、テレアポしても誰にも取り次いでもらえないのが当たり前です。

 

『オタク、誰??』

 

 

って感じで。

 

 

名のない会社の営業マンは、どうやって取り次いでもらえるか必死に考えるんです。(脳みそに汗かくくらい考えて努力するんです)

 

 

 

考えて考えてやっと取った契約と、何も考えずに会社の看板で取った契約、どっちが成長できるかは火を見るより明らかです。

 

 

 

これが大企業思考停止と言われる理由です。

 

こんな環境に50代まで浸かっていたらマジで使えない人材に成り下がりますよね。

自分が思考停止中だと気付いていない

私が大企業に入って気付いたことは『50代のおっさん達は自分が思考停止って気付いていない』ってことです。

 

今まではこうだったから』と従来のしきたりを重んじるあまり、新しいことに全くチャレンジせず、枠にハマった無難な考え方しか持てなくなります。

 

達成できるであろう目標しか設定しないし、それを確実にこなすことばかりを考えています。

 

こんなことを続けていたら、イノベーションは生まれません。

 

達成できないくらいハードな目標にチャレンジすることで人は成長し、新しいイノベーションは生まれるのです。

 

 

それに加えて大企業では協調性が大事で、はみ出し者は必要ないのです。

 

日本の教育制度が問題で、同じような画一的な人材を大量に育成しているので仕方がないとは思いますが、、、

 

 

同じような年代、同じような学力の若者を大量に集め、同じような勉強をさせ同じような人材を育成します。

 

 

 

それが昔の大企業にとって都合のいい人材だったから仕方がないのでしょう。

 

同じようなスペックの人材が大量に集まった結果、他人に思考や責任を任せる人が多くなり思考停止に陥ります。

 

それが今の大企業の結果ですね。

 

 

手遅れになる前に若い人は実力をつけるのもいいと思います。

 

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市場から遠いところでの業務ばかりをしている

大企業の場合仕事の分業化が進み、利益が出るように効率化がされています。
またリスクを抑えるために比較的誰でもできるような、仕組みに構築されています。
大企業に入社するとその歯車の一つとなり、仕事をすることになります。
これってどうなんですかね???
大企業に入ることは比較的に難しいとされていて、そこそこ優秀な人が入社をしますよね。
でも、入社して仕組化されまくった仕事をこなすと、明らかに市場価値は低下しますよね。
裁量権もなかなか与えらることがなく、市場原理から遠く離れたところでコツコツと仕事をすることになります。
大企業は同期も多いので、チャンスが巡ってくるのは30代、40代なんてこともあるでしょう。
こんなんじゃ市場価値は下がる一方ですよね。
昔なら、会社から守られ、市場から評価されなくてもある程度まで給料を上げることができました。
でも今の時代は違います。
市場価値が無ければ生き残れない時代に変化をしています。
市場からの評価=社内での評価に少しづつ変わってきています。
会社ではなくて、市場と常に向き合い仕事をするべき時代です。

こんな記事も記憶に新しいですが、成果や価値を出さずに雇われるってのが難しくなりつつあります。
つまり、これからは市場を意識して働かないと職が無くなる世の中になると思います。
私は転職推進派ではないんですが、万が一のために『転職できるという実力』は兼ね備えておくべきだと思います。
この本が教えてくれました。
歳とった時に困らないように、市場を見て仕事をしよう!
それでは、See you next time!!
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