教師を目指すなんてやめとけ【先生の役割はアシスタントになる】

GTOとか、ごくせんとか、ROOKIESとか、教師にまつわるドラマが好きで小さい頃よく見ていました。

現実はあんな感じではないにしても、子供の教育って本当にやり甲斐のある素晴らしい仕事だと思います。

 

GTOやごくせんに憧れてやり甲斐のある仕事をしたいと思って教師になった人もいれば、現実はサラリーマン教師みたいななんとなく教師になった人もいるわけで...

 

そういうサラリーマン教師にとっては本当に辛い仕事だと思います。

 

 

今回は生半可な気持ちで教師なんかならない方がいいよねって思ったので、そのことについて書き留めておきます。

教師なんかやめとけって言われる5つの理由

 

ちょっと調べただけでも教師って本当に大変だなと思いました。

 

  • 過労死ラインの残業
  • プライベートが無い
  • モンスターペアレントの増加
  • 給料が安い
  • 教師以外で働くことが難しい

 

そりゃ教師なんかやめとけって言われるはずです。

過労死ラインの残業

2022年9月のNHKのニュースなのですが、

 

教員の働き方について考えるシンポジウムがあり、主催した連合の研究機関は、月当たりの時間外労働が「過労死ライン」を大きく超えているとして、教員の増加など環境の改善を訴えました。

発表によりますと、平日の一日当たりの労働時間は12時間余り、月当たりの時間外労働は123時間余りで、いわゆる「過労死ライン」とされる月80時間を大きく超えたということです。

教員の時間外労働 「過労死ライン」大きく超過 連合の調査機関

 

なんか教師の働き方を改善する的な話もありましたが、そんなに進んでいないようです。

毎月100時間の残業って、体と心は大丈夫なのでしょうか....

 

教育委員とかって古い体質ですぐに変わるものでも無いのでしばらく続きそうな気がしています。

プライベートがない

残業が多く、休日も部活や行事で仕事をしている先生ですが、完全にオフの日も大変です。

簡単に言ってしまうと、学校を離れても教師なんですよね。

 

休みの日に買い物をしてても先生、彼氏彼女とのデートをしてても先生、食事に出かけても先生と声をかけられ、働いている地域では知り合いが多すぎるので、ゆっくりオフを過ごせません。

 

地方では特にこの傾向が強く、先生は本当にプライベートがありません。

モンペが多い

価値観が多様な社会ですから、昔のように右へ倣えの教育に不満を持つ親も多いでしょう。

しかも、日本は貧しくなっていますので、ゆとりのない親も存在します。

 

給食費を払わない親や、些細なことでも激昂する人が増えています。(余裕なさすぎな人っていますよね)

 

低所得者と学歴には相関が見られ、貧しい日本では学歴が低く会話が通じない人の割合が増えています。

 

ビジネスの世界では関係を断ち切ったり、取引をやめて仕舞えばOKですが、学校の場合は関係を断ち切ることができませんので、付き合っていくしか無いのです。

 

先生はマジで大変です。

給料が安い

先生の初任給は、地域によって差はあるものの197,300円~215,200円の間に収まってます。

めっちゃ安いです。

東京だと、地域手当がつくので23万円ほどの初任給になります。(それでも安い...)

 

 

あと先生達は残業手当は支給されません(笑)

残業を払わない代わりに、基本給の4%を教職調整額として最初から支払われ、それが残業代の代わりになります。

 

基本給20万円の場合、月額8000円 30万円の場合月額12,000円で残業し放題確定です(笑)

 

おいおい、マジかよって感じですがこれが現実です。

 

 

毎月100時間近くの残業をして、8000円ですから、過酷すぎます。

他で働くことが難しい

特に公立学校の先生はつぶしが効きません。

お金を稼ぐ経験なんてしないし、市場原理と最も離れたところで仕事をしているので、民間企業でバリバリ働くのはマジで難しいです。

 

転職先は私立の学校とか塾の先生が多く、民間企業に入るにしても、新人で収入が下がって1から始めるみたいな感じが関の山でしょう。

 

副業も難しいし、自己研鑽の時間も取り辛いので本当に大変な仕事です。

覚悟を持って仕事をしなければ、なかなかできませんよね。

 

これ以外にも、やったことのない部活の顧問をしたり、転勤で吹き飛ばされたりとか、本当に過酷です。

 

 

教師にやりがいを感じていないのであれば、若い内に転職することをお勧めします。

30代、40代になって教師以外の選択肢がない人生は辛すぎます。

転職エージェントは転職のサポートを無料でしてくれるので、忙しい先生こそ使って欲しいサービスです。

 

  • 教師から脱出するなら!
スポンサーリンク

教師になりたい人は『教育に人生を捧げる人だけ』

 

表題の通りで、教師になりたい人だけがなれる職業だと思います。

やりがいはある

教師になるデメリットは散々書いたんですが、メリットもあります。

子供達に教育することで成長を感じたり、感謝されるみたいなことはありますよね。

 

同窓会に呼ばれた時の嬉しそうな担任の姿を見た時に、いい仕事だなと思ったことがあります。

教師冥利に尽きるみたいなことを話していたので、教育ってボランティア精神が必要なんだなと思います。

 

教師になりたい人は人生を教師に捧げることができる人だけだなぁと感じました。

先生の未来はアシスタント

 

ここからは少し未来のことについて考えてみました。

 

現在の学校教育の課題を考えてみた時に、

 

  • 少子化だけど先生達が過労死ラインの仕事をしている
  • 非正規の先生が激増して非正規の先生の生活が不安定
  • 非正規の先生が激増して教育の質の低下の懸念
  • 教育に対してお金を投資できない日本のお財布事情

 

ざっとこんな感じの問題があります。

 

これらの問題を解決する方法を考えてみました。

 

 

  1. 授業は一流の先生の録画&オンライン授業にする(林先生とかの授業を受ければ学力もUP
  2. 生徒は学校に来て一流の先生のオンライン授業を受ける(教育のムラが無くなるし生徒も意欲UP
  3. 授業が無くなった既存の先生は徹底的に生徒のアシスタントをする(取り残された生徒をレスキュー

 

これめっちゃ良くないですか?笑

 

一流の先生の授業を受けることで保護者も安心、しかも学校に登校して授業を受ければコミュニケーションも取れる。

 

既存の先生はリソース確保できるし、残業も減るでしょう。生徒へのケアの時間に充てることができるし、休日だってゆっくりできそうでしょ。

 

そんなに多くのお金がいらないので、日本のお財布事情にもマッチします。

 

 

早くオンライン授業を全面的に解禁すればいいんじゃ無いでしょうか?

出生数も80万人を切ったわけだし、学校の数も激減するんだし、早いとこDX化すればいいんじゃないかなと思います。

 

 

こんな未来が早く来るといいな。それじゃ。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事