トラックドライバーはやめとけって言われるけど実際に働いてみた感想
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僕が22歳の時に初めて就いた仕事がトラックドライバーでした。

本当に色々な経験ができて、もう一度やれと言われても絶対に就職しません(笑)

トラックドライバーは割と給料が良いですが、めちゃくちゃ大変な仕事で、人の出入りが激しいし、ガラの悪い人も多いです。

バファリンとは全く逆で、トラック会社の8割はブラックでできています(笑)

実際にトラックドライバーとして働いていたので、ドライバーの良いところ悪いところ赤裸々に書いてみます。

ドライバーなんかやめとけと言われる5つの理由

ドライバーなんかやめとけって言われる理由を考察してみました。

  • ブラック企業が多すぎる
  • 誰でもできる仕事
  • リスクの高い仕事
  • 体を壊す人が多い
  • そう遠くない将来無くなる

こんな感じなので、実体験も踏まえて詳しく解説します。

ブラック企業が多すぎる

物流業界は7万5千の会社が存在し、そのうち8割の6万社がトラック輸送業者です。(残りは船とか飛行機とか)

あまりピンと来ない人も多いと思いますが、これは結構数が多くて、日本全国のコンビニの数が5万5千店舗ですから、コンビニの数よりも多い計算になります。

もちろん、オンラインで買い物する人が増え需要が増加したこともありますが、これだけの運送業社が存在すると、ピンからキリまで会社があるということです。ってか、ほとんどがブラックです(笑)

  1. 価格競争が激しいので薄利で会社を運用する企業が多く従業員には還元されない
  2. 経費をめちゃくちゃ削減しているので、最低限の保険しかかけてないことがあるので事故や違反が自己負担
  3. 2024年問題があり廃業が相次ぐ

これ結構マジでして、長距離ドライバーはいいですが、普通自動車のドライバーの給料は最低賃金に近いですね。

また、事故や違反の時に自己負担もマジです。

僕が働いていた事業所では違反は自腹でした。

違反は当然だと思う人もいると思いますが、荷物を運ぶために駐停車する時の違反も自腹でしたので相当神経を使いました。

さらに駐禁の取り締まりが強化される時期とかは本当にキップを切られます。

また保険は最低限入っていますが、車両保険は経費削減などの理由で入っていない事業所もあり、万が一事故った場合修繕費を自腹で払うみたいなこともあります。

さらに、積荷が破袋したり、毀損した場合に給与から天引きされる事業所もあります。

本当に過酷....

そして2024年には、トラックドライバーの労働時間の上限が規制され、労働時間が2割ほど削減されることになっています。

これにより、1日に運転できる時間が東京〜大阪間ほどになると言われており、廃業する事業所が増えると言われています。

誰でもできる仕事

少し言い方が悪いですが、運転免許さえ持っていれば誰でもできる仕事です。

それゆえ、働いている人の層が悪いのも事実です。

はっきりいうとガラが悪いし、人の出入りも激しいですね。

全員が全員という訳ではないですが、割合は圧倒的に高いです。

誰でもできる仕事はこういうリスクを孕んでいます。

リスクが高い仕事

先ほど少し触れましたが、事故や違反の自腹、積荷の破袋や毀損の責任を負うみたいなことは普通にあります。

会社が全ての保険に入るほどの余裕がなく、経費削減の一環から最低限の保険にしか入ってないことも多いです。

そうなると、働いている人が自腹を切るみたいなシチュエーションが出てきます。

非常にリスクが高い仕事です。

体を壊す人が多い

これもマジでして、体を壊す人が多いです。

  1. 荷物の積み下ろしで腰をやる
  2. 長時間の運転、座りすぎで体をやる
  3. トイレに行けず腎臓をやってる同僚がいる(これマジ)
  4. 昼夜逆転して精神をやる(これもマジ)

僕が体験したのは上記4つですね。

①と②はある程度分かると思います。③については、僕の同僚が本当に病気になりました。

ドライバーってトイレに行けないので、慢性的におしっこを我慢することがあります。。

そしたら、腎臓を悪くして入院していました。

給料は月に30万円くらいでしたが、30万稼ぎたいならドライバーじゃなくて他の仕事をお勧めしますね(笑)

心も体も病んでしまうお仕事がドライバーです。

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そう遠くない将来無くなる

世界が最も力を入れているのが自動運転です。

テクノロジーの進化って誰にも止めれないし、そう遠くない将来に実現可能です。

人間が運転するよりも安全で、しかも24時間稼働できるので、そりゃ人に置き換わるでしょうって思いますね。

今生まれた人とかが大人になったらドライバー職とか無くなってるはずです。

ちょうさ

え、昔って人が運転してたの?危なすぎだね....

こんな将来が来るはずです。

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トラックドライバーとして働くメリット

トラックドライバーのデメリットだけ書きましたが、メリットも少ないですが存在します。

長距離ドライバーは割と給料がいい

短距離ドライバーは違いますが、長距離ドライバーは給料が良いですね。

深夜手当とか割り増し賃金が付くので、まだマシって感じです。

あとは、危険物を運ぶドライバー、牽引を取ったドライバーは賃金が高いです。

運転が上手くなる

メリットかどうか分かりませんが、運転が上手くなります。

運転好きとかには良い仕事かもしれませんね。

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トラックドライバーとして働くなら覚悟を持って

車が大好きで、運転が大好きな人もいると思うのでドライバー目指すことを否定するつもりはありません。

ただ、トラック業界を取り巻く環境が良いわけではないし、将来シュリンクしていく市場であることは間違いありません。

自動化の波は避けられず、高齢化も進む日本では運転の規制も入るかもしれません。

トラックドライバーを目指すのであれば、これらの諸問題を意識して、覚悟を持って就職しましょう。

ちょっとでもドライバーってやばいなって思ったら転職も視野に入れましょう。

若ければ何でもできます!

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それじゃ。

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