管理職になりたくない若者が多いが、実際に管理職になってみた感想
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ちょうさ
どうもちょうさです。転職エージェントとして3000人位の転職のお手伝いをしてきました。マーケティング会社を経て、テック系のベンチャー企業で働いています。
今回は管理職になりたくない若者が増えていますが、実際に管理職になってみた感想を書き留めておきます。
日本の若者の8割が管理職をやりたくないと言っており、管理職になるメリットが全然ないと思われています。
確かに自分の上司の姿をみていて、
  • 全く魅力を感じない
  • プライベートの方が大切
  • 仕事が楽しくない
こんな感じだからやりたくないと思うのは当然ですよね。
僕もこの印象を持っていましたが、実際に管理職になってみると色々楽しかったり、恩恵もあったのでその辺について書き留めておきます。

管理職になりたくない若者が多い理由

管理職になりたくない若い人が多いですがその理由として、

  • メリットがない
  • 責任を負いたくない
  • プライベートの方が重要

こんな感じだと思います。

メリットがない

責任に対しての対価が低すぎる場合が多いですよね。

課長手当1万円とか、部長手当3万円とか、笑えますよね。

しかも管理職になったら、残業代が出なくなる場合が多く報酬面でのメリットが非常に薄いです。

僕の場合、基本給も微々たる増加でした。

悩んでいたのですが会社からは、

会社
将来の退職金が増えるぞ

って言われました。

何十年か後に貰える退職金なんかあてにならないし、そんなの確約にならないだろと思いました。

引用:頼みの退職金が… サラリーマン人生の末に揺らぐ“中流”

実際に退職金って年々目減りしていて、本当にあてにならないですよね(笑)

仕事は増えるし金もそこまで変わらないなら総じてメリットはないと考えるのは妥当な気がします。

責任を負いたくない

当然ですけど仕事の責任が増え、ノルマも増えるでしょう。

一般社員だと気楽に仕事ができていましたが、管理職になるとそうもいきません。

個人の成果だけでなく、他の人の成果も面倒をみるのは正直面倒です。

無能な他の人の責任を被るのは結構しんどかったですね。

管理職になりたての頃は、胃が痛くなったり、仕事に行きたくなくなってました。

プライベートの方が大事

管理職になると仕事に拘束される時間は増えます。

有事の際は休みだろうと関係なく電話がかかってくるし、最悪休日出社なんてこともあります。

そうするとプライベートに影響がでるし、若い人はここを一番懸念していると思います。

管理職になって仕事が減るって人もいますが、ほとんどの人は仕事が増える傾向にあります。

プライベートが一番大事って人には不向きです。

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管理職になるメリット・デメリット

私が個人的に感じた管理職になるメリット・デメリットを紹介します。

今までは管理職になってもつまらないからプレイヤーでいいやと思っていたのですが、いろいろな発見と経験ができました。

管理職になるメリット

いくつかあるんですが、

  1. 経営的な目線で仕事ができる
  2. 意思決定できる
  3. 転職に有利

こんな感じですかね。

  • 経営的な目線で仕事ができる

これはいい経験でした。

代表に直接プレゼンして、○○の理由からこのプロジェクトを走らせ、MRR(月次経常利益)、ARR(年間経常利益)は□□円で推移します。

みたいな感じで、なぜやるのか経営として成り立つのかという視点で仕事ができました。

将来独立したい人とか、ワンランク上の仕事をしたい人にはお勧めですね。

  • 意思決定できる

自分で決めたことや、自分で設計したサービスが世の中にローンチされるのは仕事で1番面白いところです。

責任は重大ですがそれが管理職の醍醐味で、自分の判断で仕事が動かせるのは気持ちがいいし、成長できますよね。

  • 転職に有利

これはめちゃくちゃ痛感しました。

例えば、30代とかで責任のある仕事をしたことがなくて、何のリーダーシップも発揮したことのない人って採用しにくいんですよね

自分が経営者だったら、採用します?

30代で平社員で普通のプレイヤーの人って転職の時に厳しいと思います。

一度でも管理職やマネージメントを経験すると違った世界が開けます。

管理職になるデメリット

デメリットもいくつかあるんですが、

  1. プライベート時間が確実に減る
  2. 責任が重すぎて重圧がある

こんな感じです。

  • プライベート時間が確実に減る

先ほども記載しましたが、これは事実です。

僕の場合は仕事の最終決済者となったので、綿密なシミュレーションに時間がかかりました。

会社にどれくらいのインパクトを与えることができていくら設けるかなど相当時間を要しました。

加えて部下の勤怠の決済もしなくてはならず、めちゃくちゃ仕事量が増えました。

その分プライベート時間は減りました。

  • 責任が重すぎて重圧がある

責任が重いのは前章で記載しましたが、それと同時に重圧もあります。

プロジェクト全体の責任を負っていましたので、失敗したら相当の損失が出てしまいます。

その重圧は結構なものでした。

何のために働いてるんだろうって感じることもありましたね。

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管理職にならないことによるメリット・デメリット

今度は管理職にならないメリット・デメリットです。

管理職にならない選択を取る人が多いですが、そのことにより市場価値が下がってしまい40代で何の責任も取ったことのない人みたいなレッテルを貼られることもありますよね。

管理職にならないことによるメリット

  1. プライベートの充実
  2. ストレスフリーな生活
  3. 平穏な日々を送ることができる

こんな感じですかね。

実際にこの選択をしている人も多く、ワークライフバランスを充実させたい方には向いてます。

管理職にならないことによるデメリット

  1. 歳を取ったらリスクがある
  2. もうチャンスが巡ってこない
  3. 市場価値を下げてしまう

こんな感じです。

先ほども記載したように、年齢を重ねて責任のない仕事ばかりをしていたら危険です。

転職先がなくなってしまいますね。

また、1度断ってしまうとチャンスが巡ってくることはないでしょう。

結果的に自分の市場価値を下げてしまう可能性がありますので、慎重に判断したほうがいいですね。

実際に管理職になってみた感想

僕が管理職をやって思ったことは、

  • 結論やってよかった
  • 平社員が楽勝になる

こんな感じです。

結論やってよかった

結論やってよかったです。

自分よりすごい人と仕事ができて視野が広がりました。

人脈もかなり広がりました。

上記の経験から、優秀な人や稼いでいる人と仕事をすると自分が格段に成長できるって思いましたね。

管理職をしていた会社を辞めて転職しても、年収は上がりましたし、社会で通用する自身も付きました。

もしチャンスが巡ってきたら思い切ってやってみるのも良いですね。

  • 環境を変えるなら

平社員が楽勝になる

管理職を経験して平社員に戻ったら、マジで楽勝モードでした。

一度でも自分を追い込んで仕事をすると、しんどいと思っていた平社員が楽勝モードに変わります。

転職もマジでスムーズに決まります。

もしチャンスがあればチャレンジしてみると良いですよ。

違った世界が広がります。

それでは、この辺でSee you next time‼

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