デジタルの力を駆使して生きているから
最近の若い人は物心ついた時にはスマホがあって、小さい時から慣れ親しんでいる人が多いです。
極端に言ってしまうと、先人のおじさん達が一日かけて得ていた情報をスマホで秒で取得しています。
昔だったら分からない事とかは図書館に行ったり、辞書で調べたり効率の悪いことをしていましたが、デジタルネイティブ世代はそんな必要は無い訳です。
物理的に得られる情報量が増えたのが今の若い世代の人たちです。
こんなことを言うと、『苦労して得た情報の方が頭に残るんだ』とか言う人がいますが、お門違いです。
圧倒的インプットをした人から出るアウトプットの方が質は高いです。
あと、デジタルの技術を駆使した方が生産性は上がります。
最近発見した事実なのですが、方言って徐々に無くなりつつある(薄まる?)んじゃないかって思います。
僕が小さかった頃、田舎のおじいさん、おばあさんって、何を言っているのか理解不能なことが多くありました。
とても狭い地域や集落で住んでいて、外界との接点がほぼ無かったから方言も濃くなっていたのだと思います。
でも今の時代は、どこに住んでいても誰とでも簡単にコミュニケーションが取れる時代になりました。
要は外との接点がかなり簡単に持てるようになったんですよね。
それは日本だけに留まらず、世界中の誰とでもコミュニケーションが取れる訳で、価値観も広がりますよね。
合理的に生きる人が増えている
ググれば答えが簡単に分かりますよね。
試行錯誤も大事だとは思いますが、最短最速で答えに辿り着くことも同じくらい大事だと思います。
遠回りは時間の無駄だし、先人が犯した失敗をするなんて進歩がありません。
情報が容易に収集できるようになったからこそ、合理的な判断をする人が増えたように思います。
今の若い人は、小さいころから大量の情報に触れ合理的な判断をする環境下にあったので、そういった人格を形成し進化たのでしょう。
ロジカルシンキングもおじさんたちはセミナーや勉強をして身に付けている人が多いですが、彼らは小さいころから自然と身に付けているように思います。
優秀な若者を獲得するなら企業も変わる時代
若い人が優秀な理由を記載しましたが、そういう人材が欲しい企業は多いはずです。
以前書いた『優秀な人程転職する』の中でも言及しましたが、優秀な若い人材が欲しけりゃ、企業も変わらなければいけません。
霞が関のFAX原則廃止について、ネガティブ意見も一部ありますが、霞が関は皆さんの想像以上にアナログですよ。例えば国会から送られてくるFAXをwordに転記する作業を若手官僚がしています。「今やることじゃない」は便利な言葉ですが、そのマジックワードでこれが何年も続いてきた。今すべきです。
— おもち(Omochi)🦒🍡 (@ex_kanryo_mochi) June 12, 2021
こんなことをやっているから、官僚になりたい若者が過去最低になったりするんです(笑)
デジタル化は当たり前で、DX化を進めて業務効率と生産性を上げ従業員に還元して初めて職場は変わります。
10年以上変わっていないオペレーション業務があれば見直しをしなければいけないし、若い人が意欲を持って働くには改善し続けなければなりません。
ジョブズ、ザッカーバーグなど歴史を見れば明らかですが、イノベーションや新しい発明は若い人が生み出します。
優秀な若い人を雇いたければ、まずはおじさんたちが変わりましょう。自戒を込めてw
それでは、See you next time!!