人は過酷な環境で成長する。研修や教育では成長しない
うちの会社で働いている24歳のCVOをみていて、かなり苦労したんだなってことが分かりました。表現が難しいですが『ビジネスパーソンとしての戦闘能力』みたいなものが高いんですよね。
高専を卒業した瞬間から、売りの立っていなベンチャーで働いたので、
- 資金調達
- 株主への説明や会議
- 大手企業との協業作業...etc
- 商品の開発やリリース
などなど、普通の人が経験しないような仕事を寝る間もなくやっていました。やらなきゃ会社が潰れる訳で、過酷な環境での仕事を経て、立派に成長をしていました。
一方で農協のチンチクリンは、はっきり言ってお話にならない感じでした。中学生に毛が生えた程度のコミュ力だったり、文脈が意味不明な質問とか....
ビジネス的な文脈も読み取れず、方言丸出しでごにょごにょ話していました。
おそらくこんな環境でいくら教育や研修を受けたりしても、成長はしないだろうと思うんです。
座学で何十時間も学んでも、CVOが経験した株主との折衝や資金調達や開発には足元にも及びません。
結局人は自分のスキル以上の仕事をこなしたときに成長すると思うんです。
お膳立てされた教育や研修は殆ど役に立たないですね。
市場と遠い場所で働けば働くほど雑魚になる
農協のチンチクリンの話をしましたが、お膳立てされた教育や研修では何も身に付きません。
おそらく、会社の教育や研修を受けて成長すると思っている人が大多数ですよね。みんながみんなビジネスの戦闘能力が高い訳ではないし、執行役員になれる訳でもないし。
でも、これって非常に大きな人生の岐路だと思いました。
農協のチンチクリンはこのまま順調に勤めあげて40歳とか50歳になったときには、市場からお金を稼ぐ力を身に付けず、いわゆる市場価値のない人材になってしまいます。説明するまでもないですが、日本の大企業でリストラが進んでいる原因の一つで、給料とスキルのギャップがある人が多すぎるのです。
これが今日本で社会問題となっているのです。
市場から遠い(市場から自ら稼げない)環境で仕事をしていると、雑魚になってしまいます。
市場から自分の力でお金を巻き取るスキルが必要
大きな企業に就職すると安定していると言われますが、個人的にはそうは思いません。
大きな会社はあなたが頑張らなくても売りが立っているし、既に仕組化されていてキャッシュが生める状態が創り上げられています。これが世の中の人が思う安定です。
しかし、ITの進化によりビジネスモデルの転換期にきている会社が多くあります。仕組化されキャッシュが生める状態が創られていても、簡単にぶっ壊れる世の中になりました。
例えばテレビや新聞などのマスメディア、単純作業が多い製造業、説明するまでもありませんよね。
じゃあ、これからの時代何が安定なのか?
それは大企業に入ることではなく、自分が市場から金を稼げるかだと思います。
難しく考える必要性は無くて、YouTuberやインスタグラマー、ブロガー、TikToker、ライバー、みんな会社に雇われずに市場からお金を巻き上げていますよね。
もちろん成功する人失敗する人がいますが、成功する人は市場を読むのが上手いし、何かしらの工夫をしていますよね。
今後の安定は大企業に入ることではなく、市場からお金を稼ぐ力です。
これは大企業では手に入りません。
それでは、See you next time!!