
Web広告運用は市場規模が拡大しているとは言え、AIや自動化により仕事が奪われている業界の1つでもあります。
現に私がWeb広告運用をしていた2020年頃には既に自動化のツールが販売されていて、人の仕事が無くなると噂されていました。
実際に自動化ツールを導入して工数削減していたのですが、便利になったものの全自動でやってくれる訳ではなかったし、広告運用の精度もいまいちでした。
今回はWeb広告運用の将来性について書き留めておきます。
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Web広告運用は完全には無くならない
Web広告運用は完全には無くならないと思います。
その理由について考えてみました。
まだ人間の方が優れている
私が自動化ツールを使っていた時は、精度がいまいちで人間の方が優れていました。
唯一これは使えるな~って思っていたのがAmazon広告で、CPCの最適化、CVの付き方が優れていて、自動化しても人間と遜色なかったのを覚えています。(もちろん商材によるとは思いますが)
他の自動化ツールは一通り使いましたが、2019年・2020年の段階では、人間の方が優れていましたね。
AIには代替できない分野がある
オペレーティブな業務は機械やAIがやるのが最適です。
彼らは単調な業務をやることが得意だし、ミスもなく長時間働けます。
ただ、広告運用には感性が必要な場合があります。そういった業務には完全に不向きです。
例えば、転職サイトに登録してもらう案件があったとしましょう。
その場合、
- 転職 おすすめ
- 転職サイト おすすめ
- 転職エージェント おすすめ
上記みたいなキーワードで広告を打つことが多いんですが、これはビッグキーワードに該当するので、かなり資金が必要な戦いになります。
同業他社も同じようなキーワードで広告を打つので、かなりレッドオーシャンなキーワードです。
しかし、機転を利かせて転職したい人はどういう人かを頭を使って考えてみます。
例えば、
- 月曜日 憂鬱
- 月曜日 しんどい
- 月曜日 会社行きたくない
みたいなキーワードで広告を打つと、意外と効果が良かったりします。(潜在ニーズってやつです。)
つまり、AIに任せて広告を打つのもいいですが、人間の頭で考えて隙間を突くような運用をすればコストは下げられます。
自動化=最適化でもないんですよね。
そもそも完全に無くなるのは難しい
何事もそうですが、完全に無くなるってなかなか難しいです。
例えば、廃刀令が出ても未だに刀鍛冶は存在するし、戦が行われなくなっても弓師はいるし、伝統的な○○焼きみたいな陶芸家もいるし、後継者が不足しても完全に無くなるのは難しいです。
ましてや、僕たちが生きているような短い時間軸で消えるってことはなかなか無いように思います。
広告運用も同じで人がやる割合は減るでしょうが、目の黒いうちに消え去るみたいなことは無いと思いますね。
Web広告運用は無くならないがAIや機械に仕事を奪われつつある
どの業界も機械、AI、自動化の波はくると思います。
広告運用も例外ではないですね。
自動化の波には逆らえない
どの業界もそうですが、一定の仕事はAIや機械に奪われます。
英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授らによって発表された論文『雇用の未来ーコンピューター化によって仕事は失われるのか』は、20年後までに人類の仕事の約50%が人工知能ないしは機械によって代替され消滅すると予測した。
この本は2014年に出てるので、あと10年ちょいって感じですね。
Web広告運用に限った話ではなく、殆どの仕事は人間がやる必要性がなく、自動化されます。
正確性の問題
機械やAIに単調な仕事をやらせたら右に出る者はいません。
人間のようにミスもしないし、
以前、広告運用やめとけの記事で、配信事故の記載をしたのですが、人間がやると事故が起きます。
設定ミス、入力ミスなど、広告運用では致命的です。
一方でAIや機械はそんなこと無いし、人間より正確性の面につては格段に上です。
こういった背景から将来シュリンクしていくことは決まっています。
将来的には人よりも優れる可能性が高い
先程、2019年・2020年の自動広告運用ツールの精度がいまいちと記載しましたが、いつまでもこのままな訳ありません。
そう遠くない将来、人間と同じくらいの精度になる日はくると思います。
ましてや、人間以上の発想や運用方法を開発してしまうことだってあるはずです。
そうなったら人間がやる割合は極端に減って、仕事がなくなってしまいますね。
Web広告運用は実はブラック的な仕事
どのサイトも言及していないですが、実はWeb広告運用の仕事はブラック気質です。
Web広告は24時間・365日稼働しているので、いわゆる24/365問題があります。
24時間365日稼働しているので、
- 休みが不規則
- 盆も正月も無い
- 長期休暇が取れない
- 休みの日も電話がかかってくる
- 事故が身近な仕事
上記のようなデメリットがある訳です。
やるなら若いうちにやって、スキルを身に付けてサヨナラするのが一番賢いですかね(笑)
それでもスキルを身に付けて損は無いWeb広告運用
Web広告運用をさんざんディスってきましたが、それでもスキルを身に付けて損はないと思っています。
理由としては、
- マーケティングのスキルが身に付く
- 副業が楽にできる
- 何にでも応用がきく
みたいな感じです。
というか、マーケティングを身に付ければビジネスシーンでは無双状態です。
是非身に付けてほしいスキルですね。
未経験からマーケターになるには
未経験にマーケターになるには独学かスクールかの選択しかありません。
詳しくは上記記事に記載しているので今回は簡単に解説します。
Googleスキルショップを使う
Googleのスキルショップを使ってみましょう。
これは無料でできます。
登録を進めると下記のような問題を解くことができるようになります。
基本的に一問一答形式でサクサク勉強ができます。
初心者の方は、これをやれば充分です。
これをやってみて、『自分ならできる』と思ったらお金を払って学ぶのもありですね!
スクールに通う
TechAcademyのWebマーケティングコースは多くのマーケターを排出している、名門です。
マーケターの講師が動画で分かりやく解説してくれるので、説明会を聞くのはリアリティが増します。
スクールに通うのも良いですが、安くはないので必ず無料の説明会を受けてから決めることをお勧めします。
リアルな仕事内容にまで言及してくれるので、これを見てギャップがない確認することは大切ですね。
まとめ
Web広告運用が将来無くなるのかどうかについて記載しました。
Web広告運用の業界に限らず、機械やAIに代替される仕事は多いです。
その中でも、マーケティングのスキルさえ身に付けておけば将来路頭に迷うなんてことはないように思います。
是非、マーケティングの世界に飛び込んでみましょう。
広告運用についてもっと知りたい方は下記を参考にしてみてください。
それでは、See you next time!!