一般事務ってめっちゃ人気の仕事で、転職エージェントをしていた頃に希望の職種は何ですかと聞くと9割くらいの人が一般事務って答えていました。
土日祝休みだし、営業のようにノルマは無いし、残業もないので人気って感じでしたが、、
そんな仕事はねぇ
って感じでした。
なんか一般事務=楽で金稼げるみたいな、間違った考えが浸透していると思ったので、事実を書き留めておきます。
タップできる目次
一般事務がやめとけと言われる理由
一般事務なんて仕事はそう遠くない将来無くなります。
存続するとしたら、低賃金のバイトとかパートで細々続くレベルかなと。
誰でもできる仕事
一般事務は誰でもできる仕事です。言い換えると代替可能な簡単な仕事です。
事務という言葉を辞書で調べてみると、『事業経営等に必要な庶務。主として机の上で処理するような仕事』と出てきます。
庶務とは『電話対応や書類作成などの事務作業』と出てきます。
つまり、事務職の仕事とは
- 電話対応
- 来客対応
- 書類作成
などが主な内容で、とりわけ突出したスキルが無くてもできる仕事です。
薄給である
代替可能な仕事は、薄給が多いです。
辞めてもらってもすぐ替わりの人が採用できるので、給料を上げる必要性がありません。
しかも一般事務ってめちゃくちゃ人気なので、求人を出せばすぐ採用が決まります。
こういう薄給って、構造的に給料が上がりにくいので苦労します。
将来性が無い
AIや機械に取って代われれるのもありますが、そもそも需要が減ってきている仕事です。
電話も来客もかなり減ってきているし、書類や伝票作成もクラウドで簡単にできるようになりましたよね。
IT系の企業とか電話すら無いところ多いです。
一般事務は本当に将来性がありません。
既にパートやバイトで賄う企業も多い
一般事務の仕事が減ってきており、正社員で雇う必要性がなくなりました。
既にパートやアルバイト、派遣で賄う企業が増えてきており、正社員での就職が難しくなってきています。
もし、今一般事務で正社員で働いている人は辞ない方がいいですね。
独特の世界で何気に退職者が多い
仕事の努力や成果が目に見えづらく評価されないケースが多いです。
上司の好みによって評価されたりするので大変です。
また、女性が多い職種なので人間関係のトラブルも付き物です。
結果、好んで入った一般事務ですが、退職もめっちゃ多いんです。
一般事務で働くと市場価値が無くなる
営業は無いし、仕事内容もスキルは必要ないし、ノルマは無いし、定時に帰れるし、一般事務の仕事は楽です。
こんな働き方をしていたら、本当に社会から必要のない人材に成り下がってしまいます。
一方で、モノを売る仕事やモノを創る仕事は、スキルが身に付くので市場から評価されやすい傾向にあります。
市場から評価されると仕事に困らないので、ある程度安定したお金を稼ぐことができます。
高スキルを持った人材になる必要性がある
現在の世の中、2極化しているとよく言われますが、私もそう思います。
今までは、高スキル・中スキル・低スキルの3種類の仕事がありました。
- 高スキル...医者、エンジニア、弁護士
- 中スキル...営業、事務、販売
- 低スキル...警備、清掃
最近では、中スキルの仕事が極端に減っており高スキルと低スキルの2極化が進んでいます。
高スキルの人々が開発により中スキルの仕事を食い尽くしているのです。
一億総中流を目指していた日本は、世界でも例をみないほど中スキルを持った人材が多く、イノベーションを起こせずに停滞しています。
これからの時代は、個人でスペシャリストとして認められる人材になることが必要です。でなければ食っていくことが難しくなっていく世の中です。
それではSee you next time!!