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地方移住の現実
地方移住って失敗できないと思うので、参考にしてみてください。
物価は安くない
ここで言う物価とは消費者物価のことです。
消費者物価とは、皆さんがお店で物を買うときの値段のことです。
よく耳にする消費者物価指数はこの値段の変動を数値化し見える化したものになります。
例えば、100円均一が田舎だけ80円になったり、コンビニのパンが田舎だから50円ってことにはなりません。
100均はどこに行っても100円だし、スーパーの商品の値段もほとんど変わりません。
家賃や土地など不動産が死ぬほど安い
低ストレスだが低賃金
先ほど少しだけ触れましたが、地方には仕事がほとんどありません。
地方に移住してその土地で仕事を探す場合は、低賃金を覚悟しなければなりません。
【参考】>>地方や田舎の仕事がないって本当?【若者がしたい仕事がないだけ】
普通に年収250万円、日祝のみ休みみたいな、求人がわんさかあります。
1番の理想は、都会の仕事を地方に持ってきて行うことです。
それが1番コスパ最強だと思います。
また、地方や田舎は都会と違ってストレスはかなり低いです。
満員電車で通勤もないし、何かで待つ&並ぶってことを地方ではすることはありません。
そして、徒歩10分圏内に大きい公園や、綺麗な山がたくさんあります。(場所にもよるが田舎は自然は多いです。)
⬇️徒歩10分の景色です。
虫と交通インフラが厄介
地方移住で1番大変だったのが、虫と交通インフラの不便さです。
虫は都会に比べたら死ぬほど多いです。
憧れの田舎ライフを送ろうと思ったら、虫が多すぎてやめましたって人もしばしばいるくらい虫が出ます。
家の中にも平気で入ってくるし、『何だ、この虫は!!』って初見の虫もたくさんいます(笑)
虫と共存とまでは言いませんが、ある程度覚悟は必要かなって思います。
少なくとも追い出したり、退治したりするスキルが必要です。
移住の際は、車というコストがかかることを覚えていて欲しいです。
地方移住のメリット
前章では、地方移住の現実について書きました。
今章では、地方に住んでいる私が感じた地方移住のメリットを詳しく解説します。
家賃・不動産が安い
ノンストレス生活
飲食店や映画の待ち時間もなく、もちろん満員電車もありません。
公園はほぼ独占状態だし、空気も星空も綺麗です。
また子どもがいらっしゃる家庭は移動が非常にラクで、電車やバスで煙たい顔をされることもありません。
爺さん、婆さんが多いので親切すぎて涙が出そうになることもあります。
子育てにもストレスを感じない環境です。
ご飯が美味しい
スーパーに並ぶ野菜は、殆どが地元の農家さんの野菜です。
これが本当に美味しいんです。
採れたて・新鮮の食べ物はこんなにも違うのかと、面食らった覚えがあります。
他にも、地元の食材を使った居酒屋さんや定食屋さんがありますが、東京より安くて美味しいです。
行政の支援
移住支援で、他県からの移住者には手厚い支援をしている地方自治体があります。
ニッポン移住・交流ナビさんには移住情報がたくさん掲載されています。
行政の支援や、働き口・空き家の紹介がされていますので、一度チェックするといいと思います。
地方移住のデメリット
今章では、地方に住んでいる私が感じた地方移住のデメリットを解説します。
少し重複している内容もあるかと思いますが、参考にしてみてください。
交通インフラが整っていない
最寄り駅まで徒歩3時間、バスは1日に3本、流しのタクシーは拾えないなど地方では車が必要になることが多いです。
都心で暮らしていた人で地方移住したい場合は、車というコストがかかることを忘れてはいけません。
車って結構年間コストかかって厄介になりますよ。
仕事が少ない
地方で仕事を探す場合は、仕事が少ないです。
仕事が無い訳では無いのですが、選べないと思っていた方がいいです。
特に第一次産業の農林水産関係の仕事が多く、若者からは敬遠されがちな仕事が多いのが現実です。
都会からリモートで仕事を持っていくような工夫があるといいと思います。
もっと知りたい方は、
>>地方や田舎の仕事がないって本当?【若者がしたい仕事がないだけ】
この記事を参考にしてみてください。
虫が多い
前章でも触れましたが、都会より虫が多いです。
虫が苦手な人は真剣に考えましょう。
移住後、虫が嫌でってなる人結構いますので…
時間が経てば慣れてくる人もいます。
近所付き合いが大変な場合がある
私は賃貸マンションに住んでいるので問題はありませんでした。
しかし、行政が出している空き家に住み込んだ友人の話に触れておきます。
築70年くらいの、立派な日本家屋が家賃2万円で貸し出されていたので友人家族はそこに移り住みました。
しかし、その家の持ち主が定期的に家に来たりして(多分本人は良かれと思っていて悪気はない)勝手に玄関を開けて挨拶をしてきたり、用もなく訪問されたそうです。
こんな感じで、都会で育った人と田舎で育った人のギャップに苦しめられる人も少なくはありません。
地方移住はどこが人気なのか
宝島社の『田舎暮らしの本』2月号で、「2021年版 第9回 住みたい田舎ベストランキング」が発表されました。
それによると、
こんな感じになっています。
大分県すごい人気ですね。
特に豊後高田市は子育て世代の応援がすごくて、
・市内保育園の保育料の完全無料
・市内公立幼稚園の授業料の完全無料
・市内幼稚園・市内保育園ともに0歳~5歳児の給食費の完全無料
・子育て応援誕生祝い金で最大100万円を支給
こんな感じの政策をしています。人気な訳ですね。
移住先の手当ってかなり重要です。