転職で年収が上がる人の3つの特徴【年収の上げ方も解説します】

ちょうさ
こんにちはちょうさです。転職エージェントとして3000人程の転職のお手伝いをしてきました。
今回は転職の時に最も気になる年収の話です。
一口に年収がアップすると言っても、年収アップそのものを分解すると様々なことが見えてきます。
例えば年収の上がる事例として、
  • シンプルに基本給がアップした
  • 残業が多くてアップした
  • 働く日数が増えてアップした
  • 手当や福利厚生でアップした
  • インセンティブシステムでアップした

 

 

など様々な要因がありますよね。

 

だから、イタズラに年収が上がれば良しって訳ではありません。

 

 

働く日数や時間が増えれば年収が上がるのは当然ですし、営業を頑張ったらインセンティブで年収が上がるのも当然です。

 

今回は、残業やインセンティブなどに頼らず基本給が上がる人もっと言えば市場から評価をされて年収が上がった人の特徴を解説します。

業界別の平均年収
国税庁の令和元年度分の業界別年収比をまとめました。
ある程度の予想はつくと思いますが、
  1. 電気・ガス等 824万円
  2. 金融業・保険業 627万円
  3. 情報通信業 599万円
    上位はこんな感じです。
    一方で下位は、
    1. 宿泊業・飲食サービス業 260万円
    2. 農林水産・鉱業  297万円
    3. サービス業   359万円
    4. 卸売・小売業 376万円

     

     

    こんな結果となりました。

    ここから分かることは、選ぶ業界で給与の最大値が決まると言うことです。
    宿泊業でどんなに頑張って働いても年収1000万円には届きません。
    卸売業・小売業でどんなに営業を頑張っても年収1000万円は難しいでしょう。
    一方で、同じ職種でも金融系の営業やIT系の営業職では1000万円を目指すことは可能です。
    それは業界の生産性がよく、成長している産業である・若しくは資金が潤沢にある業界だからです。
    転職するときは最低限このことは知っておきましょう。
    これは有名な転職の思考法という本でも解説されています。
    今の会社にいて大丈夫かな、と思ったら読むべき本です。
    気になる方はこちらを参考にしてみてください。
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    転職で年収が上がる人の3つの特徴

    基本的にモノの価格は需要と供給で決まります。
    需要が多く供給が少なければ価格は上がり、供給が多く需要が少なければ価格は下がります。
    これは市場の原理原則で、資本主義を用いている国であればこれに逆らうことすらできません。
    我々の給料も少なからずその法則の影響を受けます。
    コロナの影響で有効求人倍率が下がり就職先に困る人がいる一方で、能力の高い人材のニーズは高止まりしているのが今の現状です。
    年収と市場(市場価値)は深く密接に関わっています。
    この辺りを詳しく解説します。

    需要が多く供給の少ない専門性の高い分野で働いている

    需要が多く供給の少ない状態を解説すると、
    • 仕事をして欲しいと思う企業は多い
    • しかしそれを担う働き手が少ない

     

     

    こんな状態のことです。

    こういう需給バランスの状態では年収は上がりやすい状態になります。
    ITエンジニアやコンサル系の仕事はまさにそうです。
    しかし、ここで疑問があります。
    介護や農林水産系の仕事は似たような状態なのになぜ年収が低いのかってことです。
    仕事をして欲しい企業が多く、それを担う人が少ない状態なのになぜ給料が上がらないのか?
    ITエンジニアやコンサルタントは専門性が非常に高く、しっかりと働くことができるまでにかなりのトレーニング期間が必要になります。
    つまり専門性が高い故に、人が育つまでに時間がかかり市場に供給が追いつかない状態になっています。
    だから一人前に育ったら市場から高い評価を受け、年収が上がる構造になっています。
    一方で、介護や農林水産関係の仕事は短期間のうちに誰でも就業することができますが、供給側(働き手)の私たちから敬遠されます。
    また、冒頭で述べたように、業界の生産性が低いこと、衰退している産業であることも年収が低い原因です。
    それに加えて介護業界の仕事は、介護報酬と呼ばれる国から支払われる対価が収入源となります。
    介護業界自体では生産するものが乏しく、他からの援助を受けてようやく成立している市場なのです。
    そのため需給バランスとは全く別の力が働き、担い手が少ないのに給料が低いと言う状態に陥ります。
    年収を上げたい場合には、需要が多く供給の少ない専門性の高い分野で働くことをお勧めします。

    伸びている(成長している)業界に転職している

    これは先程と似たような内容になるのですが、成長産業に転職すれば年収は伸びやすいです。
    IT業界一択なのですが、他にもエンタメ系の業界も伸びると言われています。
    これからはITの力を用いて課題を解決することが基本になります。
    因みに、みんなご存知の任天堂は、一人当たりの営業利益は4000万円です。
    売り上げ換算すると、1年間で1人当たり5億円の売り上げを叩き出し、4000万円の利益を生んでいる計算です。
    任天堂の平均年収は納得の903万円です。
    こんな感じで成長している産業に行けば自ずと年収は上がります。
    もっと詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

     

    特別なスキルを身に付けることなく、成長産業に身を置くだけで年収が上がることもあります。

    市場価値が高い

    市場価値が高いって具体的にどんなことかご存知ですか?

     

    転職の思考法の中では市場価値は、技術資産と人的資産の2つに分類されています。

     

     

    技術資産とは、プログラミングスキルであったり、営業力、など自分の経験から得たスキルのことです。

     

    人的資産とはビジネス関係の人脈の事で、自分のビジネスに力を貸してくれる人の事です。

     

     

     

    簡単に言うとスキルを高めて人脈を増やせば市場価値が高いと言う事です。

     

    そんな人は転職で年収が上がりやすいです。

     

     

    転職で年収を上げるために行うこと

    前章でも触れましたが転職で年収を上げるためには市場価値を上げ成長産業に身を置くことが1番です。

     

    ただ具体的にどうやったらいいか分からない人も多いと思いますし、自力では難しいこともあります。

     

    そんな時は転職エージェントを使って聞いていみましょう。

    成長している業界に強い転職エージェントを使う

    成長している業界に強い転職エージェントを利用しましょう。

     

    自力では限界もあるので、積極的にエージェントは利用しましょう。

     

     

     

    この大手3社に登録すればまず問題ないと思います。

     

     

    求人の量、エージェントの対応の質が業界屈指のレベルだからです。

     

    まずは大手の転職エージェントで意見交換でもOKなので、あなたが向いている業界を聞いてみたり、年収が確実に上がる仕事の話を聞いてみるといいと思います。

     

     

    それでは今回はこの辺で、See you next time!!

     

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